その02 金属の端には要注意!

先日、自作遮熱板を作成したときに起こった(やってしまった)事件です。
まずChaserとキノコ型エアクリーナーとの相性の話から入る事にします。

Chaser(MARK2 bros.)の場合純正エアクリーナーは非常に優れていて、294kW(400ps)までは対応可能などと言われていますが、ふとしたところからHKS Metal Flowを非常に安く(しかも新品)手に入れられたので、即装着しました。
すると案の定アイドリングが不安定になり、低速トルクにも若干変化が見られるようになりました。

これではいけないと言う事で、簡易的に遮熱板を作成していましたが、あくまでも一時凌ぎなので恒久対策型をその後作成しました。
恒久対策型を作成といってもどこかの雑誌で一部だけ載せていた遮熱板を参考にした物なので、当然図面などは自分で作る必要がありました。頭の中では製品が出来上がっていたのですが、それを形にするのはちょっと苦労します。しかもその形が三次元であるならばちょっと苦労します。

型取りは簡易遮熱板とダンボールを使って行いました。型を取っているときはこれがプロトタイプになるのでかなり真剣に長さ測定などをしていました。
型取りが終わってステンレス板に下書きをして、何処からとも無くジグソーを持ち出して板の切断に入りました。
切断がようやく終わったころ切断面には当然のようにバリとカエリがあるのでグラインダーを持ち出してそれらを取り除きました。
指で触って怪我をしないぐらいまで加工し自分ではなかなかの出来ではないかと自画自賛していましたが、これがすんなり取り付けられるとは思っていませんでした。
車に持って行くとこれがなかなかの出来ですんなり取り付けられ、非常に満足していました。
ステンレス板の表面には手の油や汚れがついていたので、ブレーキクリーナーで表面の掃除などをしながら、安くできた事ももちろん自分で作ったと言う事でかなりの自己満足に浸っていました。
しかし、右手の小指がやたら痛くなり見てみると

皮がめくれている!しかも流血!

していました。おいおいと思いながら傷の手当てをしていると流血は止まりましたがその辺りはしっかり皮が剥ぎ取られるようになっていました。(これを書いている間もちょっと痛い)
傷は深くは無かったのですが、広い範囲の皮が無くなっていたので直るまでにはちょっとかかりそうです。

教訓
金属の端をなめてはいけません。
自作した物ならば余計に注意するべきです。遮熱板の図面は公開しており、図面にも書いていますが、
バリ・カエリは取り除く事
が非常に重要だと言う事を再認識しました。
自作される方は十分注意してください。

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