マレーシア出張

もう数年前のことなので思い出しながら書いています。あれは某会社で仕事をしてた時でした。

運命の初日
ゴールデンウイークが終わって初日“だるいな〜”と思いながら仕事をしてる(ふり?)をしていると課長から電話がかかってきました。

ヒデノリ君(こんな呼び方はされていませんでしたが)ちょっと○階の会議室まで来てくれる?

微妙に嫌な予感をしながら行ってみると、他の課の課長もいてなにやら重要な会議中…
で会議内容を説明される間もなく

今週出張あるかな?
無いんだったらちょっとマレーシアまで荷物持って行ってくれる?
決まったら連絡しますから。


キタ━━━゚(∀)゚━━━!!ちょっといける距離じゃないし…
ってか飛行機に乗って一人で海外出張って初めてなんですけど…
あ、飛行機に乗らない海外出張?はしょっちゅうしてました。外国船籍の船の中は一応海外になる(はず)ので。
で、ドキドキしながら他の仕事をしてたら課長が帰ってきて、

やっぱり行ってもらうことになったから用意して。

まじっすか!?
とりあえず出張に必要な書類を書いたり自分の用意をしたり、現地入りしている人から電話がかかってきて色々教えてもらってたりしてると同じ課の人から

これを持っていって下さい

はい。と振り返ったそこにはキャリーカートに乗ったダンボールの箱が…
何故キャリーカート?持ってみると重っ!
何キロあるんですか!?これ持っていくの?ホントに?
と思ってたら追い討ちが

○階にポータブルの表面粗度計があるから取りに行って

まじで?自分の荷物もあるのにどれだけ荷物持っていかせようとしてるんですか?
ちなみにこの表面粗度計は数百万するらしいです。

数百万の機械をハンドキャリーした男ヒデノリw

ちなみに必殺ハンドキャリーです。次の日出発なので荷物を送る余裕もありません。

あたふたしてたらあっという間にその日が終わっていました。


二日目
出張初日です。関西国際空港からマレーシアのクアラルンプール空港までの飛行機があるのでそれに乗るためには最寄の駅の始発に乗らないといけません。
当然それだけ荷物を持っていくので(自分のを入れて3つ)タクシーを呼んで行ったのですが、キャリーカートを持つと改めて重っ!

ローカル線に乗って、新幹線に乗って新大阪まで行って、関空に行って…
ここまでですでに1日の体力の大部分を消耗。乗り換えの時の階段長すぎ。
無事関空について荷物を預けて…
と行きたかったのですが、空港職員から

キャリーカートの方開けてもらってもいいですか?

まじで?開けるんですか?
で中身を見たらなんとロックタイト(ねじ止め剤)が…

可燃性の物は機内に持ち込めないのですが…

どうすることも出来ずその場で処分してもらうことにしました。
その後飛行機の出発までは時間があったのでちょっとだけ空港の中をうろうろしてました。

で、時間が来たので早速飛行機に搭乗。Business tripとは言うものの当然エコノミークラスです。
無事飛行機に乗れたら後はゆっくりするだけです。
昼食を取りながらビール(だったっけ?)を飲みながら(^▽^笑)
フライトアテンダントも日本語でアナウンスしてくれるしまだまだ余裕です。

無事クアラルンプール空港について乗り換え…
あれ?国内線ってどこに行ったらいいの?
フライトアテンダントにきいとけばよかった〜(i_i)
仕方ないのでそこら辺のおじさんになれない英語で聞いたら親切に教えてくれました。ありがと!

それにしてもすっごい綺麗な空港ですね。
新しいだけのことはあります。

クアラルンプールの次は国内線でコタキナバルへGo〜
さすがに日本語なんて聞こえてきません。
英語は聞こえてきてるみたいですが…ヒアリングの能力が少なくて何言ってるのかよく分からん…

コタキナバル空港に着いたら(ってか着く前からでしたが)外は真っ暗。
タクシーを使って予約していたホテルに行ったのですが、途中いかにもって感じのところを抜けていくので内心ビクビク…
まあ問題なくホテルに着きましたけどね。

次の日も早いしさっさと寝ました。


三日目
朝早く起きてさっさと朝食を取ってから昨日ついたコタキナバル空港に逆戻りして今度はサンダカン空港へGo〜
で飛行機を見ると…まあこんなもんですか?
そりゃ国際線と比べたらいけませんが、でも昨日乗ってきた飛行機とは違いすぎる…

で、飛行機に乗ってやっと気がつきました。日本からの新婚さんがのってました。なんとなく見た気がするので関空から乗ってたのでしょう。
海外ってそんなにいいのかな〜?まあ新鮮な感じはしますけどね。

無事コタキナバル空港に到着…飛行機も飛行機なら空港も空港です。
やっぱり暑い。何と言っても暑い。
荷物を受け取って出口に向かうと、すでに現地入りしている先輩が迎えに来てくれていました。
何をしたわけでないのに疲れた…

現地に着いたら早速仕事です。
何をやったのかは内緒。

夜は見た目なかなかよさそうなホテルでした。前日もそうだったけどシングルでもダブルベットなんですね。


四日目
前日に引き続き仕事。
でも滞在期間が短いからこれといって大きなことは出来ませんでした。
結構スケジュールが詰まってたので夜はホテルに帰って寝るだけ。
お金と時間があったら色々遊べるところがあるそうですw
まあそんな暇も時間も無かったので…


五日目?
もうちょっと居た気がするのですがとりあえず帰る日です。
来た時と違って帰るときは現場の人たちと設計の人と一緒に帰るので気楽なものです。
当然逆のルートをたどって
サンダカン空港→コタキナバル空港→クアラルンプール空港→関空
なのですが、クアラルンプールからは夜行でした。

六日目?
朝関空に到着。

で、空港についてから最後の問題が…
もって行ったポータブルの表面粗度計を職員が見て

これなんですか?

キタ━━━゚(∀)゚━━━!!ってか出国の時は何も言われなかったのに…とりあえず

計測機器です

結局見せることに…最後の最後で何かあったらいやだな〜
と思ってたら無事通過。
でも、一緒に帰ってきた人に色々言われましたw

で、それからは新幹線とローカル線を使って会社に帰るのですが、私以外の人たちはそのまま家に帰ったみたいです。
一応夜行で帰ってきた場合その日は休日になるらしいのですが、次の週の出張準備があったので私だけそのまま出勤。
準備が終わったころ定時になってたのですぐに帰宅しました。
旅行(出張)基本的に嫌いなので疲れました。

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