マフラー交換

私を含め、車を手に入れたらまずマフラーを変えたいと思う方は少なくないと思います。最近は(6年程前に比べ)マフラーの交換率が高いことからもこのことがいえると思います。
また、最近の205.94kW(280PS)車の傾向としてはマフラーの抵抗により出力を抑えているようです。

私の独断と偏見を多分に交えたマフラーを交換した感想は、まず音が心地いいと言うことです。純正の静か過ぎる音ではなく少しやかましいぐらいの音が非常に気持ちいいです。マフラーを交換する理由はこれが一番だと私は思います。

と、賛否両論がありそうなことを言っておいてまじめな話をしていくことにします。
エンジンのパワーアップをするには吸入空気量を増やすことが重要ですが、これをするには排気ガスをスムーズに出すことが重要です。ノーマルマフラーは使いやすさが優先されるため、低速及び低負荷でのレスポンスを重視した造りになっています。
マフラーの性能を決めるものは外から見えるテールの内径ではなく触媒からタイコまでのパイプの内径(私個人的にメインのパイプ径と言うほうが言いやすいので以下これに統一します)です。メインのパイプ径は細すぎると抵抗になってしまいスムーズな排気が出来ません。逆に太すぎれば『抜けすぎ』になりトルク不足に陥ります(経験者は語る)。マフラーも車種や車の状態によって最適値が存在します。(最適値をとることがチューニングです)

純正の抵抗の大きなマフラーからメインのパイプ径が大きな(ちょうどいい)マフラーに交換すると、低速のトルクが減少することなく高回転の伸びとかフィーリングがいいものになります。最近流行の軽量マフラーでは車重が減少すると言うことで加速・減速・コーナリングスピードなどが良くなると思われます。純正で8割の出来のものを変えると言うことで弊害も発生します。代表的なものはやはり排出音量です。なんと言っても純正の静粛性重視から変更すればやっぱり音量は大きくなると思います。
あとは,排気音が良くなることによりアクセルを踏みすぎて燃費が悪くなると言うこともあります。マフラーを交換してもおとなしく(普通に?)走っていればそんなに燃費が悪くなることもないのではないかと思います。

サイレンサーの有無が燃費に与える影響についてはこちら

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