巻き爪ブロック

巻き爪とは

巻き爪とは親指(特に足の親指)に起こる場合が多い症状で、円弧状であるはずの爪の端が内側に巻き込み、皮膚に食い込んでいるような状態です。
巻き爪は陥入爪(かんにゅうつめ)と彎曲爪(わんきょくつめ)に分けられ、前者の陥入爪は爪が皮膚に食い込んで炎症をおこし出血や化膿を併発することがあります。
後者の彎曲爪は痛みを伴わない軽症状ですが、彎曲度合いによっては化膿していなくても痛みを伴う場合もあります。


巻き爪になる原因は、深爪・歩き方・立ち方・靴・白癬菌・遺伝等があり痛みや見た目から悩んでいる方が多い症状です。


巻き爪の対処は外科手術とワイヤー・板等による矯正があります。
陥入爪の場合は日本では外科手術を行うことが多いそうですが痛みを伴うことがあるとされています。
ワイヤーや板等による矯正の場合は外科手術のような痛みは無いものの、徐々に強制されていくため時間がかかる点と再発の可能性が高いとされています。
何れにしても治療には患者本人の症状や生活環境や年齢を考慮して選択するべきです。


巻き爪ブロックとは

巻き爪ブロックとは1938年のイギリスで巻き爪の両側を引っ張り彎曲を矯正出来る事が証明されて以後、ヨーロッパを中心として矯正技術として広まって行きました。

矯正具は様々なタイプが開発され医療機関で使用されるものもありますが、巻き爪ブロックは家庭でも巻き爪を強制できるように開発されたものです。

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