トヨストーブのトヨトミ(TOYOTOMI)といえば、芯が出るストーブが有名だと思います。
構造がシンプルで経年劣化時にも芯を交換することで新しく使用することができます。
なにせ頑丈で多少荒い使い方をしても大丈夫というのが私の印象です。
でも、ストーブの場合は点火・消火の際時間がかかったり臭がしたり煤が出るのがちょっと…
使い勝手はやっぱりファンヒーターかな〜
以前LC-327というトヨトミのファンヒーターを使用していて数年使っても何の問題もなかったのですが、弟に取られて代わりにシャープのファンヒーターが交換で来たのですが不点火症状が出て調子が悪かったので、2012年の冬に新しいファンヒーターに買い換えました。
購入するに辺り部屋は10畳ほどでしたので、暖房能力に余裕が有ることと、耐久性があること等を考慮しました。
で、今回購入したファンヒーターは前回と同じメーカーのトヨトミ LC-32CFです。
トヨトミにした理由は
です。
トヨトミのエコバーナーが搭載されていないファンヒーターは、前年の持ち越し灯油(注1)も使用できないのですが、トヨトミのエコバーナー搭載ファンヒーターは前年の持ち越し灯油を使用することができます。
なぜあまり大々的に触れられていないのかがわからないのですが、私はトヨトミのエコバーナーはすごいと思います。
スペックは2008年モデルに比べると暖房出力は同じなのですが、定格燃焼時の消費電力が約半分になっています。待機電力も微妙に減少しています。
エコモードとはチャレンジ25キャンペーンであるウォームビズの推奨温度である20℃まで徐々に温度を下げていくモードです。
例えば、初期の設定温度を24℃にしておいてエコモードスイッチを押すと、使い始めは最大出力で24℃まで部屋の温度を上げ、その後部屋の温度を20℃になるよう徐々に下げていきます。
これを行うことで自然に灯油の消費を抑え地球温暖化の防止に貢献する事ができ、出費も抑えることができます。
エコバーナーとは前シーズンの残り灯油が使える丈夫なバーナーです。
独自の方式で窒素酸化物(NOx)を大幅に削減します。炎を安定させニオイのもとを燃やし尽くします。また、燃焼中にバーナー内を高温に保つので運転中(点火時を除く)はヒーターを一切使用せず余分な電気を使用せず省エネに貢献するとともに、バーナー内を自動で綺麗にして故障を予防すると共に、ニオイやすすの発生を防ぎます。
以前使用していたLC-327は丈夫なバーナーと引換に点火時に若干ニオイがしていましたが、2012年モデルのLC-32CFはニオイが非常に低いレベル(=終始臭くない)となっています。
こぼれま栓とは給油口口金を閉め忘れたり、締め方が緩い場合でも灯油がこぼれにくくなります。
口金を開けてタンクの中を見るとプラスティックのような部品があり、口金を下にした場合プラスティックの部品が下へ移動し内側から蓋をするようになるので灯油がこぼれにくくなります。
楽2ロックとは口金を締める際に手応えと音で確実にロックが確認できます。
タンクに灯油を給油した後口金を閉めると自動車の給油口を締めるのと同じような“カチッ”という手応えと音で確実なロックが確認できます。
注1:持ち越し灯油とは全シーズンの残り灯油で冷暗所で保管したものです。これは保管期間が1年以上経過したもの、日の当たる場所で保管したもの、結露水を含む水が混入したもの、変質灯油や不純灯油は含まれず、これらの使用は厳禁です。
型式の呼び | LC-32CF | |
種類 | ポット式・強制通気形・強制対流形 | |
点火方式 | 電気点火 | |
使用燃料 | 灯油 (JIS1号) | |
燃料消費量 | 最大 | 3.19kW (0.310L/h) |
最小 | 0.79kW (0.077L/h) | |
暖房出力 | 最大 | 3.19kW (コンクリート 12畳 木造 9畳) |
最小 | 0.79kW | |
油タンク容量 | 5L | |
燃焼継続時間 | 16.1h (最大燃焼時) | |
外形寸法 | 高さ 428mm 幅 376mm 奥行 296mm (置台を含む) | |
質量 | 7.7kg | |
電源電圧及び周波数 | 100V 50/60Hz | |
定格 消費電力 |
点火時 320/320W 燃焼時 11/12W 最大 950/950W (点火初期に短時間発生) 待機時 0.6/0.6W |
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騒音値 (正面) | 最大燃焼時 34dB 最小燃焼時 18dB | |
電流ヒューズ | 4A | |
安全装置 | 耐震自動消火装置 点火安全装置 燃焼制御装置 | |
加熱防止装置(90℃) 停電安全装置 消し忘れ消火装置 | ||
不完全燃焼防止装置 (フレームロッドA バーナーサーミスタ方式) | ||
気密油タンクの給油時消火装置 |