エヴァンゲリオンとは、国連直属の非公開組織であるNERV(ネルフ)により開発された汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン(通称エヴァ)です。
2000年にセカンドインパクトと呼ばれる世界規模の大災害から15年後の2015年以降の世界で行われる人類の破滅と巨大な計画(人類補完計画)を元に物語は進行していきます。
SEELEの目的である人類補完計画とは?碇ゲンドウの真の目的とは?綾波レイの存在とは?
巨大ロボットアニメと侮るなかれ!新世紀エヴァンゲリオン、エヴァンゲリオン新劇場版とも一見の価値アリです。
アニメ(20世紀版:21世紀に新劇場版が公開されたため1995年に公開されたものはこのように表記)は1995年10月4日(水)18時30分〜19時に第1回が放送されて以降、1996年3月27日迄全26話が放送されました。
第24話では最後の使徒を殲滅し、25話、最終話でNERVのその後と人類補完計画、回避されたと思われるサードインパクトについて描かれるのかと思いきや主人公達の内面を描くという24話までと全く異なる(制作者側では意図されていた)ストーリーで展開され賛否両論を醸しだすこととなりました。
その後、紆余曲折があったものの、第24話までの総集編であるアニメ全編を見ていないと理解が難しい“DEATH(TRUE)2”、初期の段階で予定されていたストーリである25話相当の“Air”、最終話相当の“まごころを君に”が劇場で公開され、最後の使徒を殲滅した後のNERV、人類補完計画、サードインパクトについて描かれ、劇場版を含むことで新世紀エヴァンゲリオンは完結しました。
劇場版 DTS COLLECTORS Edition
ただ、劇場版で完結したと言われる新世紀エヴァンゲリオンですが、伏線の回収がされていなさすぎる点があり、一部不適切な表現と感じる人もいる(性的、残虐)事がありすべての人に進められるアニメでは無いと思いますが、何か心のなかに残るという点(完全に理解出来ないから何度も何度も見たくなること)からすると今後も確実にファンが増え続けていくというアニメであると感じます。かくいう私も何度も見なおしています。
劇場版での完結の10年後、21世紀になり“新世紀”が外された完全新装版のエヴァンゲリオン制作が2006年10月号の雑誌にて発表されました。
ストーリーは基本的には新世紀エヴァンゲリオン(20世紀版)に沿っているものの、キャラクター外観の一新(性格も一部変更)、使徒デザインの変更、NERVロゴの変更、新キャラクター導入等が行われました。
2007年初夏公開予定→2007年9月1日公開 上映時間98分
碇シンジが第3新東京市へ到着してから第6使徒との対戦であるヤシマ作戦迄が描かれます。
綾波レイの名言である”あなたは死なないわ、私が守るもの”、シンジの“笑えばいいと思うよ”も当然登場します。
EVANGELION:1.11 DVD |
EVANGELION:1.11 Blu-ray |
2008年春公開予定→2009年6月27日公開 上映時間108分
新キャラクターであるマリの登場、第3使徒との対戦からエヴァ初号機の覚醒迄が描かれます。
20世紀版エヴァではエヴァ4号機の使徒侵略による暴走は鈴原トウジ搭乗であったのに対して、アスカが搭乗時に暴走、マリがエヴァ2号機搭乗時にビーストモードの発動等新しいストーリーになっています。
地上波では2011年8月26日21時より放送され、同時期に35社を巻き込んだイベントが企画され20世紀版の時と同じく社会現象を巻き起こすと予想されます。
EVANGELION:2.22 DVD |
EVANGELION:2.22 Blu-ray |
2008年初夏公開予定→2012年秋公開予定 上映時間未定
破のラストで覚醒したエヴァ初号機、登場したカオル、サードインパクトの発生予測から物語が進行していくと考えられます。
EVANGELION:3.33 DVD |
EVANGELION:3.33 Blu-ray |
2008年初夏公開予定→公開日未定 上映時間未定
20世紀版の完結編でスケジュールの遅延と無期限延期という処置がされていましたが、新劇場版でも第2部の破で1年以上の遅れ、後編→急→Q Quickeningでは4年以上の遅れ、更に同時公開が予定されていた完結編→?は2011年9月の時点でもまだ公開日は未定という処置がされています。
タイトルが変化していく様から完結していない作品ということは伺えますが、ここまで遅れが発生しているのは20世紀版の初期25話、最終話を考えみると心配ではあります。
全世界中のファンが納得するような結末を、なるべく早い段階で見てみたいものです。
EVANGELION:4.44 DVD |
EVANGELION:4.44 Blu-ray |