アフィリエイトの収入は所得となり所得があれば税金を収めるのは国民の義務となります。
副業としてアフィリエイトを行なっている場合、年間所得が20万以下ならば確定申告の必要はありませんが、超えると確定申告を行い納税の義務が生じます。
ではいくら程税金を納めれば良いのでしょうか?
それは23年6月30日現在で以下のように定められています。
最新の情報は青色申告特別控除をご覧ください。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円超 | 40% | 2,796,000円 |
例えば200万円の所得があった場合
200万円×0.1-97,500円=102,500円
となります。
アフィリエイトで200万の所得(所得についてはアフィリエイトの確定申告をご覧ください)というのはあまりにも現実離れしているので所得が20万円を超え195万円以下で考えるとします。
※Amazonの公式ブログでは2008年6月25日の記事で月1,000円以下の収入が全体の68.1%とおおよそ7割を占め、月1万円以上の収入を得ているのは僅か5.2%に過ぎないと報告されています。
つまり確定申告の必要のあるアフィリエイターというのは全体の僅か数%ということになります。
ただし、月25万円以上の収入を得ている方もいらっしゃるようです。
例えば、所得が月2万円で年間24万円の所得があった場合、
白色申告:24万円×0.05=12,000円
青色申告(単式帳簿):24万円×0.05=12,000円-10万=0円 10万円は特別控除
青色申告(複式帳簿):24万円×0.05=12,000円-65万=0円 65万円は特別控除
となります。
アフィリエイト報酬というのは経験上いきなり増えると言うことはなく(運良く当月収入が高かったとしても翌月まで続かない)徐々に増えていくので、考え方ですが20万をぎりぎり超えそうなのであれば会計ソフトを持っていなければこれを購入し経費に充て20万円以内に抑えるという方法もあります。
この場合これまでと同じような成長をした場合、翌年には確定申告の必要がありますがソフトを使い複式帳簿にて会計を行うと翌年以降も当分の間税金を支払う必要がなくなる(確定申告の必要はある)というメリットがあります。
資金の流れを明確に把握し管理したいという当局の思惑もあるとは思いますが、せっかくの特別控除があるのでこれを利用しない手はない!
当サイトで複式帳簿を進めているように、複式帳簿ほうが資産と損益が判明しやすく計画性を持ってアフィリエイトを運営でき、経費として認められるソフトを使うとそれほど難しくもなく会計処理を行うことができるので、複式帳簿での青色申告を行うことをおすすめしています。