自作LED

最近の車はストップランプを見ると小さな点が多数集まって光っています。いわゆるLEDランプと言うやつですが、最近と言うほどでもありませんがこれを書いている時点から数年前よりLEDポジションランプやLED信号などのLED関連製品があちこちで見かけることが出来るようになってきました。と言うことでLEDについて少し調べてみることにします。


まずLEDとは「Light emitting diode」のことで発光ダイオードと日本語訳されています。
これは電球などの電気が流れてフィラメントが赤熱することで光が出てくると言うものと違い、まったく新しいタイプの光源となります。
詳しい話は各所で正確に調べることが出来るのでここでは簡単に言うと、
電気が流れる(=電子が移動する)と発光部を通る電子が直接光を発生するものだと思います。
電子が直接光を出すと言うことはエネルギー効率が非常に高い(=余分な熱が出ない)ため、消費電力が非常に少ない割には光の量が多い、応答速度が早い、寿命が非常に長いと言う長所があります。
しかしながら発光される光はある立体角度しか照らすことが出来ず、電球と同じ光の量を出すには多くのLEDが必要になり、単価が高いと言う欠点もあります。
ダイオードと言うぐらいなので当然極性があり逆に接続してしまうと点灯しないばかりではなく破損することもあるので自分で作る場合はこの点も注意しなければなりません。


LEDの現状としては光の量を増やすことと、単価を下げることが今後の課題ではないでしょうか?消費電力が少ないからたとえば10年間で10万円節約できるからと言ってはじめに10万以上支払うのでは割が合いませんからね。
とは言うもののこだわりとしては高くてもいいから真新しいLEDを装着してみたいのも事実。でも、テールランプをLED化した日には光量を確保しなければならず安くないLEDが左右で・・・原価で言うと・・・恐ろしくてそこまで出来そうにありません。


まあLEDの仕組みと今後の展望については勉強不足で間違ってることがあると思うので読み流す程度にして頂いて、これ以降はLEDと自動車との組み合わせについて考えてみたいと思います。


2003年9月の時点で車の部品としてLEDが使われている個所は一例をあげると


自動車メーカーより
・ストップランプ


アフターメーカーより
・ポジションランプ
・デイライト


などがあります。
ただし、ストップランプは光量が不足していると非常に危険なので採用している車はテールランプを新規設計製作してLEDの数を多く配置しているようです。LED1個の出すことの出来る光の量はやはり少ないので数を多くするしかないのでしょうね。某社の車はLEDの数が少なくて危険といううわさも聞こえてきます。
自動車メーカーがストップランプにLEDを採用した理由は寿命が非常に長いと言うこともあるでしょうが、電球に比べると応答時間が早く安全性が向上すると言うのが主な理由ではないでしょうか?白熱球と異なり電気を流した瞬間から光を発すると言うのは安全面からも非常に大事でしょう。もちろん光量を確保すると言うことが絶対条件ですが・・・


back

↑このページのトップへ戻る↑