ブラザー インクジェットプリンター 継ぎ足し大容量インクカートリッジ

私が初めてプリンターを購入したのは・・・保証書を見ると2008年でした。
当時、パソコンは持っていたものの家にプリンターもFAXも無いという状態で、色々印刷したものが出てきたのでプリンターの購入を検討していましたが、ついでにFAXとコピー機もあればいいな〜と思っていました。
そこで目をつけたのが複合機。複合機とはプリンター、FAX、コピー等1台複数役を持った主にビジネス用の器械で、メリットとしては省スペースで多機能が挙げられます。


複合機を色々調べていましたが、brotherともう1社だけが家庭用の複合機を作っていてその機能を見ると当時はbrother1択という状態でした。
ということで、それほど印刷の品質には気にせずに当時最新モデルのMFC-870CDNを購入しました。
brotherの複合機は単なる共有プリンターではなく、プリントサーバー機能を持ちLAN接続をすることでネットワークプリントすることができます。これが購入の動機につながったと思います。


で、当初色々プリントしていましたが、インクが無くなり新しいインクを買う段になると・・・純正ンク高っ!今プリンターはLC10シリーズのカートリッジを使用するのですが、2013年4月11日調べで、
LC10-4PK 4色パック \4029 参考価格 \4365
これはちょっと・・・
しかもbrotherはカートリッジにノズルが付いているタイプと異なり、カートリッジはインクが入っているだけなのでノズルの目詰りを防止するため自動でメンテナンスを行うので印刷しなくても徐々にインクが減っていくという仕様になっていました。
純正以外のインクを使用した場合(すべての非純正が悪いわけでは無いと表記されています)、保証はまず効かなくなってしまいますがコストとの兼ね合いで途中からELECOMの詰め替えインクを使用しだしました。
これが純正と比べてかなりコストを抑えることが出来、購入から5年ほど使用して特にトラブル無く(印刷の品質は・・・良くないといわれるのですがわかりません!)使用していました。


で、特に問題なく使っていたのですが、純正インクカートリッジにインクを補給し、それを本体に戻すELECOMの詰め替えインクは確かにコストダウンになっていますが、詰替え作業は少し慣れが必要でそれが手間に感じることもしばしば・・・


ということで保証もとっくに切れたプリンターにもっと手間がかからず、壊れること無く、安く印刷できるインクが無いかと色々探していたところ・・・出会ったのが大きなインクカートリッジに交換し、インクカートリッジはプリンター本体に装着したままインクを継ぎ足して使用出来る、継ぎ足し大容量インクカートリッジです。


デジカメプリントのススメ

純正よりも安価なインクの印刷品質については、高品質のインクを使用すればそれほど悪くならないのかな?
ですが、インクの品質を維持し続けているメーカー純正インクを元にして決して安くない費用のかかるプログラムを組んでいるのに対して、社外の微妙にではあるにせよ異なる品質のインクを使用して全く同じ結果が出るのかといえば果たして・・・
また、そもそも家庭用のプリンターに高い品質を要求するのは・・・
確かにインクの種類を増やし写真のような品質で印刷できるプリンターもありますが、超本気で高品質の印刷をしたいのであればデジカメプリントが出来るお店に行けばL版サイズで1枚90円程〜、A4サイズで1枚300円程〜で、例えばフジフィルムのデジタルミニラボ フロンティア LP5700Rであれば参考価格1,514万円、同LP5500Rであれば参考価格1,314万円といった家庭用プリンターの数百倍の業務用プリンターで銀写真プリントを行うことも可能です。
(使用する機器はお店により異なりますが、何れにしても1000万円以上のプリンターでプリントしてくれるのではないでしょうか?)
プリントする元データの質も影響しますが、その仕上がり、耐久性はとてもじゃないけど家庭用のプリンターでは越えられない壁があると思います。
そりゃプリンターの価格、インクの価格、紙の価格を比べるとそりゃね・・・
ということでマジプリントをする場合はデジカメプリントが超オススメです。


社外インクについて

純正ではないインク非純正インクとか社外インクとか言われるようですが、それら一部の品質についてはこのような検査結果があるようです。
社外インクといってもその質はピンきりでしょうし、この検査結果を見るとプリンターはインク代で儲けていると言われる都市伝説も真実ではないことが伺えます。
※brotherでも公式見解として純正以外のすべての消耗品が必ず不具合を起こすと断定しているわけではないと発表しています※
カートリッジの出来があまり良くなくてインクが漏れたり本体が壊れたりするのは全然ダメ〜ですが、そりゃ品質に差はあるでしょうね。
まあ、私のプリンターはもう保証期間がとっくに切れているので、インクが漏れるのは汚れるので困りますけど、以下の商品を使うことに決めました。


継ぎ足し大容量インクカートリッジ

以下では本気プリント(マジプリント)はデジカメプリントをするけれど、日頃プリントするのはそこそこの品質でプリンターを壊さない非純正インクというコンセプトで商品の紹介を進めていきます。
今回導入を決めた継ぎ足し大容量インクカートリッジは、本体にインクを供給する方式は純正と同じでタンクの容量を純正よりも大きくし、容易に継ぎ足しができるようにしたもので、これまたbrotherのプリンターについて海外ではよく使われている方式のようです。
簡単な継ぎ足しプリントをしたい、プリント品質はそこそこで良いというのであればブラザーのプリンターは超オススメです。チップリセッターとか必要ないからね。
※LC113、LC117よりブラザーのカートリッジにもチップ付きが採用されたそうです。但し、カートリッジの付け間違えのために採用されたそうで互換品には純正のチップを付け替えることで対応とするメーカーが多いようです※

Refillable or Refill = 継ぎ足し可能若しくは継ぎ足しや補充、Cartridges = インクカートリッジということで、当サイトでは継ぎ足し大容量インクカートリッジと呼ぶことにします。
プリンタ本体に装着したまま継ぎ足して使うインクカートリッジを詰め替えと表示する方もいらっしゃるようですが、私は英語表記を元にして使いたいと思います。


継ぎ足し大容量インクカートリッジは

  • 継ぎ足しのためインクカートリッジの交換が不要
  • インクを継ぎ足していくだけで廃棄物が少なくなる=環境負荷軽減
  • 印刷のコストを10分の1程と大幅に削減できる
  • 大容量タンクのため大量印刷を行う場合にも適している
  • 大容量タンクのため継ぎ足しを行う頻度が少なくて済む

といったメリットがあります。
カートリッジの交換を行う必要が無いということは、不具合が発生する可能性が低い(無い?)ということです。
純正のインクカートリッジであっても交換の際はインクのかすれが発生する場合があり、この場合はクリーニングを行う必要があると説明書に記載されています。
逆に言うとインクカートリッジをつけたままインクの継ぎ足しをすることが出来れば、インクカートリッジを交換することに寄る不具合は払拭することが出来ると言えるかもしれません。


※純正以外の消耗品を使用した場合メーカー保証対象外となります※
但し、すべての社外品が悪いというわけではありません。


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