SEO対策:descriptionタグ

descriptionタグとは

ページ本文には表示されないタグの一つです。
descriptionとは記述、叙述、描写などの意味があり、そのページを説明する単語の羅列と認識されています。他には人相書きという意味もあるとおり"眉毛が太い"、"唇が厚い"のように人の顔の一部を説明するように、ページの内容の一部を説明する項目になります。


このタグは主にGoogleの初期クロールにおいてのみ検索結果の表示に用いられます。
本文にある程度の文章量がある場合、その後のクロールにおいて検索結果には要約のような本文の一部が表示されるようになります。

またYahoo!ではあまり使用されておらず、検索結果にはGoogleの初期クロール以後と同様な、要約のような本文の一部が表示されます。


SEO対策と言えば"description"の記述が…と書かれていますが、Googleでは初期にのみしか、またYahooでは使用されない経緯からすると重要度はあまり高くないと思われます。
事実Google ウェブマスター ツールでは
「重複・長い・短いメタデータ(description)はGoogle検索結果へのサイトの表示には影響しませんが、ユーザーの利便性とパフォーマンスを向上させるために対処する事をお勧めします」
と表示されています。


2009年12月現在でGoogleが検索結果への表示に影響しないと公式発表しているわけです。
ですが、初期クロール中の検索結果に表示される(=ユーザーの利便性とパフォーマンス)ことからページ内容の一部や単語を記載する事が推奨されています。


Googleの初期クロールにのみ使用されるとされていますが、2013年4月現在弊サイトのページを確認したところによると検索ボリュームの低いページについては検索結果にdescriptionのタグを使用していました。
この結果からアルゴリズムを推測するとdescriptionはこれまで使用されていたメタタグで、無視することはせず確かに初期のクロールではdescriptionの内容を検索結果に表示するものの、検索ボリュームが増えてくると本文の内容を検索単語(複数単語を含む)を元にユーザーに有用と思われる情報を抜き出して検索結果に表示するものと思われます。


この考察は弊サイトのトップページの最上位検索結果と、あまり検索されていない大したことないページの検索結果を比較したものによります。


と言うことは初期のクロールにおいてdescriptionタグの内容は検索結果に現れます。
この初期クロールは本文までクロールした上でそのページの検索ボリュームが少ないと判断された場合若しくはタグ内容を表示することでユーザーに有用と思われるページであると判断された場合、検索結果にタグ内容を表示します。
次の段階で検索結果のクリック率が高い場合、ユーザーにとって有用であると判断されるため検索順位が高くなり、同時に検索ボリュームが高くなるとタグ内容ではなく本文を抜粋してユーザーに有用であると追われる内容を検索結果に表示するようになります。


Googleが言っている検索結果のサイトの表示には影響しませんと言うことは、あくまである程度の検索ボリュームが有り検索順位がある程度高い場合において適用され、作成して間もないサイトやページの場合はそもそもクリックして貰う必要があるのでその内容には十分注意を払う必用があるのではないかと思われます。
この注意というのは本文の内容が無いのにタグ内容が過大にならないように注意が必要というのも含まれています。あくまでそのページ内容がユーザーにとって有用であり、なおかつタグ内容がユーザーにとってページを見たくなるような内容であることが重要であると考えられます。


記述方法

<head>〜</head>の間に
<meta name="description" content="SEO対策について,descriptionタグとは"/>
のように記述し、単語の間には小文字のカンマ(ひげ付)を入れるようにします。


まとめ

descriptionは必須項目ではありません。ですが、その内容は検索結果に現れます。
しかもその内容はクリック率に影響し、内容が有用であれば最終的にはページランクに反映されます。
つまり、本文の内容が一番重要であるのですが、タグ内容も非常に重要であると考えられます。

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