内部リンク

内部リンクとは

ページへの一方的なつながり、若しくは相互のつながりを意味します。
内部リンクはサーチエンジンがそのサイトが重要であるかどうかの判断を行う手法の一つでしかなく、ほかの要素と組み合わされ最終的に検索結果に反映されるようになります。


せっかく公開したページもそのサイト内のどのページからもリンクされていなければ、お客様(訪れた人)は見ることができません。
例えば、このページを例にとって説明すると、このページのファイル名は"links-outer.html"となっています。
このページの構造的に上になるページは"links.html"というぺーじですが、"links.html"から"links-outer.html"へリンクがされていなければ、このページは見ることができません。
このようなサイト内ページ同士のつながりを内部リンクと言います。


SEO対策

内部リンクはユーザビリティ的にも、SEO対策としても有効な手段です。
通常サイト構造は、サイトのトップページ(1層目)から各コンテンツトップページ(2層目)、さらに各コンテンツ内ページ(3層目)…となっていますが、1層目から2層目へのリンクを行う事は当たり前ですが、これでは一方的な繋がり(ウィークタイ=弱いつながり)でしかありません。
というのは2層目に入ると他の2層目を見たいと思った場合、1層目に戻ってから改めて別の2層目に移動しなければならず、ユーザビリティ的にもあまり好ましくありません。


ある1つのページへのリンク数

1本では弱い繋がりでしかないリンクが、数が増えれば強い繋がりとなっていき、重要なページであると認識されるようになります。
これは殆どのサーチエンジン(クローラー)の基本コンセプトである"参照"という仕組みです。
この仕組みは教科書を例に取ると分かりやすいと思いますが、あまり使われていない教科書よりも、よくつかわれている教科書の方が"有意義である"のと同じです。
また論文で用いられ、沢山の論文で参照されているほど"重要である"と考えられます。


2層目・3層目同士のリンク

そこで、2層目同士に相互方向のリンクを行うと1本では弱いつながりが、多数になると強いつながりになっていきます。これは次の3層目以降でも同じです。


リンク数

リンクの数が増えれば強いつながりになっていくので、サイトにあるページ同士全て相互リンクを行えばいいのでしょうか?

もしサイトのページ数が10程度であれば良いでしょうが、100ページを超えるサイトになると、そのページの大半がリンクで占めてしまい、本文の占める割合が少なくなってしまいます。
本文よりもリンクが多ければ当然不自然なページ構造になってしまいます。
ページはあくまで本文が最も重要で、リンクは内容をつなぐ手助けのようなものです。


不自然な構造にならないリンク数とは?

そのページ内容を膨らませるという意味で、
2層目のページであれば、トップページと2層目同士のリンク
3層目のページであれば、上位2層目(コンテンツトップページ)とそのコンテンツに含まれる3層目同士のリンク
程度ではないでしょうか?


SEO SPAM

不必要な・過剰な内部リンクはSEO SPAMと認識される事もあります。
例えばある1つのページから別の1つのページへの複数リンクがこれに当てはまります。
これではページを膨らませるリンクであるはずが、別の1つのページへ強制的に誘導しているような構造になってしまいます。


Googleによる内部リンクの認識

Googleではある1つのページからの内部リンク・外部リンク数を100以内に収めることが推奨されています。
また、別のページへのリンクはページで最初にあらわれたリンクのみが認識され、2番目以降に出てくる同一ベー時へのリンクは認識されない(評価の対象にならない)ようです。


記述方法

<body>〜</body>の間に
<a href="../index.html" target="_self">SEO対策</a>
のように記述します。

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