フリーズ対策 Windows XP

私が購入したPCですが能力はあるはずなのになぜか原因不明のフリーズが発生します。特にDVDを見たりTVを録画しているときによく発生します。
と言うことで私が行ったフリーズ対策を紹介したいと思います。
大量のRAMをつんだら良いとか言うのは別の話にしておきます。まあ基本的にRAMが大きいほうが良いのですが、ここではそれ以外の原因について対処していきたいと思います。
内容については随時更新していきます。


が〜んひょっとして肝心なところを見過ごしていた?

何時そのように設定したのかは不明ですがBIOSのグラフィックボードの設定でメモリーがなぜか128MBになっていました。私が使用しているボードのメモリーは64MB…
DVD視聴中に特に症状が現れていたフリーズはこれが原因か?

でもその間違った状態でも以下の設定をすることでフリーズが少なくなったのは事実です。
なので設定が正常であっても以下の設定を行うことでパフォーマンスをアップ&安定性向上をさせることが出来ると思います。

今ではもうフリーズしません。短時間で処理が追いつかないことはありますが…
SmartVisonで録画しながら(画面表示は無し)、メールチェックソフトを立ち上げて、IEをいくつか立ち上げて、HP編集ソフトで作業しながら、各ソフトに切り替えて作業していてもちゃんと録画されていたし、フリーズもありませんでした。


その後色々試してみましたが、今のところ安定しています。ただ、体感的に最も効果があったのは右でも紹介していますが、eboostr3と高速なUSBメモリの導入ですね。


注:同じ処置を行ってもすべての人に効果が得られるわけではありません。また以下の内容についてはあくまでも自己責任でお願いします。

と書いておかないと問題があった場合に困るので…


1.ライトコンバインを無効にする

画面のプロパティ
画面のプロパティの詳細設定(デスクトップ上で右クリック→プロパティをクリック→設定→詳細設定)を開くとこのような画面が出てきます。
この中のトラブルシューティングをクリックした先に“ライトコンバインを有効にする”というチェックボタンがあります。

ライトコンバインとは画面の表示情報を高速化してビデオパフォーマンスをアップさせるものです。が、高速化に問題がある場合があります。この場合はライトコンバインを無効にするようにとの注意書きがあります。

私はこの設定にはしていません。


2.プロセッサのスケジュール&メモリ使用量

パフォーマンスオプション
パフォーマンスオプションの詳細設定(コントロールパネル→システム→詳細設定→パフォーマンス設定→詳細設定)を開くとこのような画面が出てきます。

プロセッサのスケジュールですが、通常はプログラムを優先する設定になっているようです。
この設定だと実行しているプログラムのパフォーマンスを向上させることが出来ます。
対してバックグラウンドサービスを優先にすると実行しているプログラムに対して満遍なくパフォーマンスを与えることが出来ます。

またメモリ使用量という項目ですが、普通はプログラムを優先するとなっているそうです。

この項目ですがプログラムの場合はワークステーション(所謂普通のパソコン)の場合はこちらの設定にすることでプログラムの実行が早くなり、システムキャッシュはXPの規定になります。

対してシステムキャッシュの場合はサーバーとして機能させる場合や大きなシステムキャッシュを必要とする場合にこの設定にします。

少し調べるとRAMを多くつんでいる場合(1GB程度?)システムキャッシュにすることでパフォーマンスがアップするらしいですが…

なおこの設定はレジストリエディタ(regedit)でも変更することが出来ます。

場所は“HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management”の中にある“LargeSystemCache”というキーの値です。これが0の場合がプログラムを優先にする、1の場合がシステムキャッシュを優先にするというようになります。
まあレジストリをいじるのは初心者の場合はやめておいたほうがいいでしょう。初心者以外でも上の画面で設定するほうがはるかに簡単です。


3.使用されていないDLLを終了させる

ソフトを起動した後余分なDLLが残っている場合があります。まあ次使うときのために残してあるのかもしれませんが、残さないようにしたほうが別のソフトを使うときのパフォーマンスがアップするのでしょう。
これはレジストリエディタで値を追加してあげます。
場所は“HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer”の中に“AlwaysUnloadDLL”というDWORDのキーを作成し表記を16進数にした上で値を1にして書き込みます。

効果はあまり分かりません。なんとなくよさそうな気はするのですが…

その後この処理は意味をなさないことがわかりました。
http://support.microsoft.com/kb/196480/ja
このページにも書いていますが、
重要 このレジストリ キーは Microsoft Windows 2000 以降でサポートされていません。
だそうです。
サポートされていないので、余計なものは消しておいた方がいいでしょう。


4.カーネルを物理メモリに配置

これは窓の手というすごいソフトを使います。このソフトの中にあるパフォーマンスという項目ですが、このカーネルを物理メモリに配置するようにしてサイズは98MBにします。ヘルプを見ると64MBで良いようなのですが…なんとなくです。


5.赤外線受光部取り外し

私のシステムの場合本体に赤外線受光部をUSB接続することによりDVD視聴などの際リモコンでPCの操作(早送り、巻き戻し、メニュー表示、チャプター表示、音量設定、PCの電源を切る)をすることが出来ます。
が、モニターにも赤外線受光部があるのでリモコンの場所によっては両方で信号を受信してしまいリモコンが正常に動作しないと言うことがあります。
と言うことで本体にUSB接続してある赤外線受光部を外しました。

効果はばっちりありました。ちゃんとリモコンが効くようになります。


6.タスクバーの整理

初期の状態だとタスクバーに多くのアイコンが並んでいますよね。これらの中で必要ないものを表示させない、若しくは必要ないプログラムは読み込ませないようにするとパフォーマンスがアップします。
例えば音量のコントロールはキーボードで出来るので表示不要、時計も目の前にあるので表示不要、IEの言語バーもそんなに使わないので表示不要(これをすることで結構安定してくれるようになりました)、POPFileのアイコンも表示不要(お気に入りに登録しておくことですべての操作が出来る)…


7.ページングファイル(一時的に停止)

相変わらずDVD視聴中にフリーズしてしまう(タスクマネージャーでの強制終了は可)なので少し怖いのですがページングファイルを使用しない設定にしてみました。タスクマネージャーで確認すると今の状態で一応メモリの空きはあるようなのですが…

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