XP起動の高速化 Windows Update履歴の削除

長い間パソコンを使っていると(1日あたりの時間ではなく、OSをインストールしてからの期間)ソフトをインストールしたりデータを作成したり、ネットサーフィンをしたりメールをしたりが繰り返され、結果として動作が非常に遅くなってしまいます。
これを何とかできないものか?ということで調べてみるとパソコンの電源をONにしてから使えるまでに時間がかかるのはWindows Updateの履歴が溜まっていることが原因ということがわかりました。


Updateの履歴を削除してしまうとこれまでUpdateによりインストールされたパッチが再度ダウンロードされてしまうのでは?と心配になりますが特に問題はありません。
この方法はMicrosoftでも紹介されている方法で、
Windows Update サイトで利用可能な更新を検索すると 0x80248013 エラーが表示される
という文章番号:875560で紹介されています。


その方法というのはバックグラウンドで動作しているWindows Updateを停止させ、履歴のファイル&フォルダを削除して、Windows Updateを再度動作させるという簡単なものです。


Windows Updateの停止

Windows Updateを停止させる方法はいくつかありますが、簡単な方法を紹介すると

  • スタートメニューを左クリックする
  • マイコンピュータを右クリックして“管理”を左クリックする
  • サービスとアプリケーションの中にある“サービス”を左クリックする
  • サービスの中にある“Automatic Updates”を右クリックして“停止”させる

これでバックグラウンドで動作しているWindows Updateサービスを停止させることが出来ました。


Windows Update履歴の削除

Windows Update履歴はWindowsフォルダの中にファイルとフォルダで保存されています。
そのファイルは
c:\windows\SoftwareDistibution\DataStore
の中にDataStore.edbというファイルとLogsというフォルダが入っていますので、これらを削除します。
このファイルとフォルダは上記のサービスを停止させなければ削除が出来ませんが、上記操作を行うと削除することができます。


Windows Updateの再開

停止させておいたWindows Updateを再開させるのは停止させておいた“Automatic Updates”を右クリックして“開始”させるだけと簡単です。


この方法を行うと・・・体感的に早くなったと思います。以前に比べるとスタートアップにかかる時間が短縮され、早く作業に入れていると思います。

back

↑このページのトップへ戻る↑