Chapter 5 拭き取り

洗った努力をムダにしない!

最近ではコイン洗車場にもエアガンがあるから便利ですね。これで水気を吹き飛ばしてしまうと簡単です。隙間までしっかり吹いてあげましょう。小さい隙間に入ってしまった水は、そこに有害物質なども入ってきて塗装などを傷める可能性があります。パネルのすき間や窓ワクも一発で済んでしまいます。水分のふき取りは、吸湿性の高いソフトなものを選んでください。くれぐれもタオルなどを使わずに、この部分は多少高くてもよい素材のものを選んでください。タオルは、それ自体に砂や埃を取り込んでしまい、ボディを傷つけてしまうからです。


拭き取りは洗いのときと違い、タテ、ヨコ、タテではなく下に向かって1方向に拭きさるようにしましょう。水を下へ下へと落とす感じでやるのがポイントです。セ−ム皮を使うなら、拭き取るより吸わせるようにしましょう。タオルとか キッチンペ−パ−は「ケバ」が出るからNGです。ドアやハッチなど、開けられるところは開けてからふき取りをすると良いでしょう。流れる水は流してしまいましょう。セ−ム皮もちょっと使ったらすすぐことを忘れないようにしてください。砂のような感触を感じたら手を止めてみるくらい慎重にふき取ることが重要です。水を吸い込んでふき取れなくなってきたら、絞るのはもちろんだがバケツの水でしっかり洗ってから絞ってあげましょう。それは埃がついたままボディを擦ることになるためです。


汚れすぎたりしたらあっさり捨てて新しいものを用意しましょう。


使い終わった後は、リンスした後の水だからといってそのまま保存しておくのではなく、埃がつかないようにしっかり洗ってしっかり乾かしましょう。保存中も埃がつかないような保存の仕方にしましょう。リンス後の水にも埃や砂などがついて、次に使うときにはどうなっているか分かりませんので・・・


  • スポンジタオルを濡らし、固く絞ってからボディを拭きましょう。タオルなどの粗い繊維ではボディを傷つけてしまいます。拭き取るときは1方向で拭き取ると水滴がボディに戻らなくてすばやくふき取れます。拭き取った後エアガンで拭いておけば完璧です。

Chapter 6 表面処理2

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