ボディだけ綺麗にしても車の室内が汚れていては車がかわいそうです。やはり室内もきれいに掃除しておきたいですね。せめて半年に1度は徹底的にクリーンナップしたいです。
砂や土埃を落とさないよう注意して、フロアマットを車内に取り出し、路面にたたきつけて埃を落としたら、タワシでゴシゴシ水洗いして乾かしましょう。
車のシートは4本のネジで止まっているので、これをはずしてボディに傷つけないように注意して取り出します。シートベルトメモリーがついている場合は、シートの裏にコードがついているので切らないよう注意しましょう。ただし、サイドエアバックが装着されているシートの場合は取り外す順番が決まっているので、細心の注意を払いながら作業しなければならず、一般には外さない方が良いでしょう。シートは外に出し、バシバシたたいて埃を出してあげましょう。運転席側が特に埃が多いです。布地が使われているシートの汚れを取るためには「布地用シートクリーナー」を使うと綺麗にすることが出来ます。シート以外の内装にも応用できるため用意しておきたいです。
室内の清掃は、掃除機を使ってゴミを吸い取ってしまうのが普通のやり方ですが、シートやフロアに潜り込んだ塵や埃は簡単には吸い取れません。そこで、ブラシを使って汚れをかき出しながら掃除機で吸い取っていきましょう。
ドアの内張りは、霧吹きなどで水をかけた後、ブラシで磨き、シリコン剤を吹きかけてさらに磨きます。ドアのサイドなどの見えないと塗装部分にも、シリコン剤を吹き付けて防汚を施しておきましょう。
臭いを取るには除菌消臭剤を使うと良いでしょう。間違っても芳香剤などでにおいをごまかしてしまわないように!いろんなにおいが混ざって手が付けられなくなる場合もあります。除菌消臭剤は、煙が出るタイプがおすすめです。とても小さい除菌消臭の粒子が、様々な細かいところまで入り込むからです。
窓はお酢で拭くととても汚れが取れます。ただしボディには決してつかないよう注意してください。拭き取りもしっかりしないとにおいが残ってしまうので注意が必要です。