パワーウインドゥ

現在市販されている車の何%がパワーウインドゥを装備しているのか知りませんが、逆にパワーウインドゥを装着していない車の方が少ないと思います。
スイッチ一つで窓の上下が出来る便利な装置ですが使い方を誤ると非常に危険な物にもなりかねません。パワーウインドゥが装着され始めたころは“子供が悪戯をしていて首をはさんで重傷”などと言う話を聞いたことがあります。車によっては挟み込み防止機能がありますが念のため子供にはスイッチを触らせない・スイッチを押しても動作しないようにすることが重要と思われます。

JZX100の場合スイッチを押しても動作しないようにするには運転席スイッチの中に“ウインドゥロックスイッチ”を押し下げておく(ON状態)ことにより可能です。ON状態では運転席窓ガラス以外のパワーウインドゥは動作しなくなるので子供を乗せるときに必ず行った方がよいでしょう。

また、運転席窓ガラスはスイッチを押し下げるor引き上げることにより自動で開閉(助手席側は開のみ自動)しますが安全のために“挟み込み防止機能”がついています。これは窓枠と窓ガラスの間に異物の挟み込みを検知すると窓ガラスの上昇が自動で停止しその後少し下がるものだそうです。
多分私だけだと思いますが、一度ドアを閉めて外から窓を閉めるためにスイッチを操作して腕を挟みかけた事があります。注:こういう事を行ってはいけません!挟み込み防止機能はついていますが危ないですからね。

で、取扱説明書を何気なく見ているとJZX100には面白い機能が2つ付いているるんですね。多分私が知らなかっただけだと思いますが・・・

キーOFF後作動機能
走行後エンジンをOFFにしてキーを抜いた場合(LOCK位置)若しくはACCにした場合でもキー操作後運転席窓ガラスのみ開閉スイッチ操作により45秒間は開閉することが出来ます。但し、キー操作後に運転席ドアを開けてから、一旦閉めるとガラスの開閉はできません。
恥ずかしながら乗り出してから3年が来ようとしているのですが今まで知りませんでした。

ドアキー連動開閉機構
運転席ドアのキーシリンダーにキーを差し込み、解除側へいっぱいに回したまま保持すると運転席窓ガラスが開き、施錠側へいっぱいに回したまま保持すると運転席窓ガラスが閉まります。
注:窓ガラスの全開、全閉後に同じ方向にキーを回しつづけるとパワーウインドゥの故障の原因になります。
こっちの方もぜんぜん知りませんでした。これを知っていたら腕を挟みかけ事件なんて起こらなかったのに・・・

やはり取扱説明書は隅から隅まで読まないといけませんね。機能の詳細については取扱説明書のP.77〜に掲載されています。

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