TS抜きができるPX-W3PEとは?

日本のテレビ放送は著作権により守られております。正しい使い方で正しい視聴を行いましょう。


USB接続でB-CASカードが付属せず、有志の作成したソフトでTS抜きができると話題を集めたPX-S3Uを製造しているPLEXがPCI-Express接続タイプの4チャンネル同時録画・視聴可能なチューナー(正しくは復調器)を2010年12月に販売開始しました。
4チャンネル同時録画・視聴といえばPT2が有名ですが、PT2はPCI接続だったのに対し、PX-W3PEはPCI-Expressを採用している点が異なっていますが、

  • 地上デジタル2チャンネルとBS・110度CS2チャンネルの同時視聴・録画可能
  • B-CASカードは付属していない
  • 視聴・録画ソフトは付属していない
  • ICカードリーダーが必要(BS2とCS有料ch視聴の場合のみ)

等の点は一緒です。
PCI-Express接続初のクアッド録画可能な復調器と言えるでしょう。


もう少し詳しく見るとPX-W3PEは地デジチューナー部にブースターが内蔵されているそうで、電波が弱い地域でも視聴出来るようになっているそうです。また、ブースターの感度調節も可能です。但し、弱電波とノイズの見極めには要注意です。詳しくは地デジ対応アンテナを御覧ください。


尚、PX-S3UはPLEXダイレクトショップでの販売が行われていましたが、PX-W3PEは全国のパソコン工房、TWOTOP、FAITHより販売がされるようになり、何故かダイレクトショップでの取り扱いは無くなってしまいました。ダイレクトショップでの販売も開始されたようです。
販売価格はPT2は\16,000とされていましたが、PX-W3PEは希望小売価格\21,800に対して、この記事を書いている時点でパソコン工房: PX-W3PE Rev.1.3 \18,800、TWOTOP:\18,800と比較的落ち着いているようです。
在庫数もある程度確保されているようでPT2の販売のようなこと(ネットでのカート販売直後数時間で完売)はなさそうです。ひょっとすると様子見かも?


PX-W3PE 製品仕様


インターフェース PCI-Express ロープロファイル対応
受信チャンネル BSデジタル/ 110度CS
BS1 〜 BS23 , ND2 〜 ND24 (950 〜 2150MHz)
地上デジタル 1 〜 62ch , C13 〜 63ch (90 〜 770MHz)
接続端子 F型 × 2
希望小売価格 \21,800
B-CASカードスロット有り
但し、BS2とCS有料放送の処理は内蔵スロットでは不可? 

ICカードリーダー

NTT-ME SCR3310-NTTCom

PT2ユーザーから実績のあるICカードリーダーとして紹介されているのがNTT-MEの公的個人認証サービス(E-Tax,自動車保有手続)対応のICカードリーダーライターです。
BS2とCS有料放送を視聴しないのであれば内蔵スロットで大丈夫ですが、これらを視聴する場合はICカードリーダーが必要になります。
NTT-ME以外のICカードリーダーでも使用可能とされています。


back

↑このページのトップへ戻る↑