デジタル放送B-CASミニカード

B-CASミニカードとは、日本特有の無料テレビ放送に付加された暗号化を解除する為に必要な、プラグインSIM形状の地上波専用小型カードです。
B-CASカードが出てきた経緯はB-CASカードとはをご覧ください。


何故ミニカードになったのか?

アメリカをはじめとした海外では無料テレビ放送に暗号化が施されていないのが普通です。このため、親指サイズのチューナーが出ているほどで、小型化が非常に進んでいます。
現状のB-CASカードではクレジットカードサイズの為、これ以上の小型化は困難でノートPC、モバイルPC等でフルセグデジタル放送受信チューナーの携帯性に問題がありました。
この問題を改善するべくクレジットカードサイズから携帯で使われているようなSIM形状のカードが新しく登場しました。


携帯性を改善したミニカード?

クレジットカードサイズからSIM形状のカードへ小型化が行われた(移行したのではなく、追加導入された)ため、チューナーの小型化が進むと予想されます。
これまでの小さなチューナーはワンセグのみでしたが、SIM形状が追加されたことから外出先でも小型のチューナーでフルセグのデジタル放送受信が可能になりました。
ですが、そもそも海外では無料テレビ放送には暗号化が施されていないので…


これまでと同じ大きさのB-CASカードも発行

ミニカードは追加導入されたので、これまでのクレジットカードサイズのB-CASカードも引き続き発行されます。どちらのカードを使用するかは機器メーカーの選択に委ねられ、ユーザーがどちらのカードを使用するかの選択は当然ながらできません。

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