タイヤメーカーは数社あり様々なタイヤが販売されていますが、これらについて私の少ない経験からも感じたことを述べてみたいと思います。
注:私の独断と偏見に満ちた意見なのであまり当てにせず、また個人的な感想なので怒ったりしないでください。
BRIDGESTONE
ウルトラハイグリップタイヤとしてPOTENZA RE-01Rが超有名ですね。ドライグリップだけを言えばRE540S(Sタイヤ)に武がありますが常温からグリップすることやウエットを考えると前者の方が良いですね。NSX-Rを購入した土屋圭市監督も新車から装着されているタイヤ(型番は忘れましたがほとんどSタイヤ)からRE-01に履き替えたそうで、0℃から食いつく殆どSタイヤと言うことだそうです。
POTENZA史上最強のドライグリップを誇るRE-01Rはほぼストリート最強とも言え、サーキットでも通用する性能を誇っています。しかしながらその横方向剛性の高さ・ショルダー部の剛性からかNVHについては…
トレッド面の磨耗は温度が上がると溶けるように進行していきます。またグリップを失ったときの滑り出しは比較的急激に発生する(数年前のタイヤよりははるかにまし)らしいです。
YOKOHAMA
POTENZA RE-01が出てくるまで走り屋に絶大な人気を誇っていたADVAN NEOVAですがAD07へと進化しました。AD07が出てくるまではPOTENZAに水をあけられていましたが織戸学が開発に携わったと言うことで人気も急浮上してきました。とは言うもののD1選手権(確か)装着率No.1のタイヤです。
RE-01と比べてもドライグリップの差は殆ど無いそうでこちらもストリート最強と言えるでしょう。
その横方向剛性の高さ・ショルダー部の剛性からかNVHについては…まあRE-01にしてもAD07にしても乗り心地を求める人は買うことは無いでしょう。
トレッド面の磨耗は温度が上がると溶けるように進行していきます。またグリップを失ったときの滑り出しは比較的急激に発生する(数年前のタイヤよりははるかにまし)らしいです。
DUNLOP
これを書いている時点で私が装着しているFORMULA FM901(カタログ落ちモデル)ですが、現行のDIREZZA
DZ101にしてもどうもRE-01やAD07に比べると少し元気が無いような気が…
グリップもやや落ちてしまいますが価格の安さからかFM901は練習用タイヤとしてけっこう人気があったようです。ただ60km/h程の共振と言うかその辺りで発生する音が少し気になります。まあDZ101になって進化しているでしょう。
FALKEN
AZENIS REAL SPORTS RT215(SILENT SPORTS ST115が出てくるまではAZENISと言われていた)が出たときはそのデザインに衝撃を受けました。ウエットを殆ど無視した形状と言うか、ドライのグリップを極端に重視したと言うか…デザインもSタイヤ並と言うか下手したらSタイヤよりもトレッド面が大きいかもしれません。
何にせよ“これでストリートを走っていいの?”と感じました。しかしながらストリートではいまいち人気が無いようです。まあラインナップサイズもそれほど多くないためでしょう。
AZENIS SILENT SPOTS ST115はRT215のグリップを目標にしながらも騒音の低減を目的にブロックを細かくして排水性を向上させるために2本の縦溝を持った構造ですね。そこそこグリップするので少し飛ばすときもあるという人に良いみたいですがなにやら騒音が大きいと言う話も…
MICHELIN
最新のPilot Sports PS2はRE-01やAD07と同じく1サイズ太い形状をしています。
(P-ZERO ROSSOと比べても太い)
グリップレベルはウルトラハイグリップを誇るRE-01やAD07と比べるとやや劣りますが寿命や振乗の面では明らかに秀でています。またその軽さもかなりすばらしいです。
乗り心地が良いと言うことでサイドウォールはRE-01やAD07とは比べ物にならないほどやわらかくなっていて、ヨーロッパの伝統を感じさせるタイヤです。
また当然のように左右非対称パターンを採用して内側は直線、外側はコーナリングと言う使い分けをしており、某社社長お勧めのタイヤです。New
BEETLEに装着している車を見ましたが純正装着(殆ど新品)のタイヤと比べてもインチアップしているにもかかわらずNVHは非常に良好との事です。(ただいま比較テスト続行中)
個人的には柔らかいのでタイヤを組むときに苦労しなくていいな〜
トレッド面の磨耗はRE-01やAD07とは異なっています。ヨーロッパはアウトバーンがあるためトレッド面が溶けるような磨耗をするタイヤはかすが後方に飛散するため売れないそうです。
グリップを失ったときの滑り出しは、RE-01やAD07よりもはるかに穏やか=絶対的なグリップは低いそうです。
絶対的なグリップは低いのですがスピードレンジがやや低いところから徐々に滑り出していく性格だそうです。
ただスポーツ走行をしない、殆ど街乗りしかしないと言うのでしたら国産タイヤよりも明らかに秀でています。
PIRELLI
P-ZERO ROSSOは振乗、騒音の面で国産タイヤと比べて明らかに秀でており、グリップレベルもかなりのものになっています。RE-01やAD07に比べると劣りますが…
また当然左右非対称パターンを採用しており、某社社長超お勧めです。
こちらも柔らかいのでタイヤを組むときに苦労しなくていいな〜
トレッド面の磨耗はRE-01やAD07とは異なっています。ヨーロッパはアウトバーンがあるためトレッド面が溶けるような磨耗をするタイヤはかすが後方に飛散するため売れないそうです。グリップを失ったときの滑り出しはRE-01やAD07よりもはるかに穏やか=絶対的なグリップは低いそうです。
500[ps]ほど出ているR33のフロントに履いていたタイヤを見ましたがブロックの剛性がやや低いため厳しい磨耗をしていました。でもあのR33にP-ZERO ROSSOは明らかに役不足でしょう。誰が売ったのかは知りませんがそのオーナーさんもRE-01RとかAD07の方が良いな〜って言ってました。MICHELINもPIRELLIもヨーロッパの方で認められているタイヤかもしれませんがハイパワー車にはちょっと…ガン爺も言っていますがサイドウォールとブロックの剛性が低いでしょう〜
絶対的なグリップは低いのですがスピードレンジがやや低いところから徐々に滑り出していく性格だそうです。
ただスポーツ走行をしない、殆ど街乗りしかしないと言うのでしたら国産タイヤよりも明らかに秀でています。
HANKOOK
知るひとぞ知る韓国製タイヤですが私が前装着していた中古アルミホイールに付いていました。付いていたのはVENTUS
PLUS 405でしたが非常に良い感じでした。ゴムがやや硬化していたかも知れませんが数万キロ走っても全然減る気配無し!フロントに付いていたのですがドライでもウエットでもちょっと飛ばすだけで良い勢いで滑っていく気がします。
何にお勧めかと言うとずばりドリフト練習用としてリアタイヤ用です。減りは遅いし値段は安いしおまわりさんに止められない速度で走るのでしたら溝があるのでウエットもある程度OKだし。
YOKOHAMA M7やM7Rの超廉価版と考えると良いでしょう。