オークションを検索するとなにやらエアコンのバックライトをLED化するものが出品されているようです。最近特にLEDを使用したランプがあちこちから出ています。私もポジションランプをLED化するものをいくつか購入しましたが、明るさはともかく見た目はかなり変わります。
この項目を立ち上げるに先立って毎度お世話になっているつ〜くんさんがオークションで落札したLEDエアコンバックライトを装着されたので私の方も少し調べて(調べだしたら思った以上に奥が深かったです。LEDの詳細につきましてはリンクをご参照ください)自作する気になりました。
まず、JZX100に使用されているエアコンパネルにはメーカーの違いで2種類あるようです。右の画像はエアコンパネルを半分に分解したところですが、これは5個の白熱球が使用されています。ちなみにこれはDENSO製です。構造は殆ど一緒ですがおそらく前期型に使用されていたものは6個の白熱球が使用されています。
右の画像で茶色で円形のプラスティック2個と灰色で円形のプラスティック3個が見えると思いますが、こちらが白熱球を基盤に固定している部品になります。
エアコン操作パネルを表から見た画像です。液晶パネル、スイッチの白い模様の部分を光が通過して見えるようになっています。
エアコン操作パネルを後ろから見た画像です。下の方に見える部分にカプラ-を挿すようになっています。
エアコン操作パネルを半分に分解したスイッチの裏半分の画像です。右の方に見える金属端子で信号を送受信するようになっています。分解するときはこの金属端子を曲げないよう注意しなければなりません。
エアコン操作パネルを半分に分解したスイッチ側の画像です。温度調節ダイヤルは半分に分解する際にあらかじめ取り外さなければなりません。
各スイッチを取り外した画像です。白い四角の部分の中心から光が出てくるようになっています。
温度調節ダイヤル周辺を拡大するとこのようになっています。
AUTO、OFFスイッチ周辺を拡大するとこのようになっています。OFFスイッチ奥に白いプラスティックがありますが、このさらに奥側には電球を差し込む口があり光の散乱とOFFスイッチが明るくなり過ぎないように覆いがされていると考えられます。この覆いは液晶パネルを照らす2つの口の液晶側にも取り付けられており液晶パネルを均等に照らすようになっているようです。
A/C、MODEスイッチ周辺を拡大するとこのようになっています。
使用されている白熱球は右のような形をしています。これはサブミニチュアランプ&プラスティックベースと呼ばれています。
上の白熱球をLED化してみましたが光の斑がある…難しいですね。
液晶部分は反転表示しているおかげか光の斑はありません。
この項目を書くにあたって参考にさせていただいたつ〜くんさん、某オークションに出品されていた方に感謝を申し上げます。