裏組をせずに使っていたDUNLOP FORMULA FM901は3年弱ほど、一度裏組をしたYOKOHAMA ADVAN NEOVA AD07はなんと5年弱ほど使用していました。
一度裏組をするかしないかで寿命が2年ほど違うとは…
まあ、それだけではないと思いますが。
1度裏組したとはいえ、さすがにフロントはワイヤーが出だすほどの酷さで、購入を考えていたところ臨時収入があったのでようやく交換することになりました。
NEOVA AD07のときはリーズナブルなハイグリップタイヤを探していましたが、車もそろそろ11年目になろうかという状態で、100%街乗りなのである程度静かで、リーズナブルなタイヤを探していたところ最終的にFALKEN ZIEX ZE912になりました。
組み換えは近くにレンタルガレージがあって、18インチぐらいだったら自分でできるので、ネットで安いところを探していたところオートウェイとp_o_r_oにたどり着きました。
ご存知のようにサイズは
Front | 225/40R18 | 92W XL | AUTOWAY | Made in Thailand |
Rear | 255/35R18 | 94W XL | p_o_r_o | Made in Japan |
です。
組むときに前後のタイヤを車に積んでいるときに気がついたのですが、原産国の違いなのか?普通は横巾の広いリアのほうが重いのですが、コチラは何故かフロントの方が重い…
また、このタイヤはローテーションはなく、イン・アウトの指示があるので裏組は出来ない…
こちらがタイ製のZE912を裏側(タイヤの内側)から見た写真です。デザインが中央部までされています。
私の経験からするとサイドウォール近くはデザインがされていますが、それ以外は平になっているはずですが…
ちなみに、このタイヤに貼ってあったシールには
40,000 mile limited treadwear warranty
=65,000kmまでのトレッド摩耗を保障します。
=車が正常なら65,000kmまで大丈夫
と書かれています。
これって、日本のタイヤには決して書いていないことかも?
こちらが日本製のZE912を裏側(タイヤの内側)から見た写真です。デザインはサイドウォールのみで、中央部は平になっています。
この双方の違いで重さが異なっているのだと思います。
以前からタイヤの製造はコストの安い海外へシフトしているので、タイ製は特に珍しくもありませんが、日本向けに作られたタイヤと海外向けに作られたタイヤはコンパウンドやブロックの硬さなどは違うと言われていました。
どちらかと言えば日本の道路は整備がされており、海外はそれほど整備が進んでいないので、海外向けのタイヤのほうが硬めでグリップは少し低めになりますが、摩耗に強くなっているようです。
40,000 mile limited treadwear warrantyとシールに書かれているので実際固めになっているのかもしれません。
まあ、グリップはそれほど求めておらず、フロントの方が重くタイヤに掛かる負担が多くなるので摩耗に強いほうが良いですけどね。
JZX100 Chaser(MARKU、CRESTA) TourerVの場合、純正サイズと空気圧設定は下記の様になっています。
タイヤサイズ | LI | 空気圧(kPa) | 負荷(kg) | 車軸重(kg) | |
Front | 205/55-16 | 89 | 230 | 565 | 840 |
Rear | 225/50-16 | 92 | 240 | 630 | 640 |
以前使用していたYOKOHAM ADVAN NEOVA AD07はJATMA規格でしたので、規格から推測して下記の設定で使用していました。
空気圧設定についてはタイヤの空気圧(一般公道)を御覧ください。
タイヤサイズ | LI | 空気圧(kPa) | 負荷(kg) | |
Front | 225/40R18 | 88 | 240 | 560 |
Rear | 255/35R18 | 90 | 250 | 620? |
ちなみにリアの空気圧設定は規格から外れた状態になっています。これは純正の負荷指数(ロードインデックス)を下回っているためです。
今回装着したタイヤはExtra Load or Reinforced ETRTO規格(以下レインフォースド規格)のタイヤですので、空気圧設定に注意が必要です。
レインフォースド規格とは…JATMA規格やETRTO規格より高い空気圧を設定することで、高い負荷に耐えられるような設計をされたタイヤ。
タイヤサイズ | LI | 空気圧(kPa) | 負荷(kg) | |
Front | 225/40R18 | 92 XL | 260 | 575 |
Rear | 255/35R18 | 94 XL | 270 | 635 |
NEOVAとZE912を比べるとサイズは一緒ですが、LI(ロードインデックス)が4ほど増えています。
ただ、空気圧は30kPa増やさなければなりません。
ちなみに、タイヤを組んだ時の空気圧は290kPaに設定しました。
あとで、設定空気圧に調節する予定ですが、この設定は企画の上限値です。
次はアライメントを調節しないと…
アライメントの計算ですが、数年前に詰めてある程度まで完成させてそのままになっています。
装着してから随分経ちましたが、ハイグリップタイヤに比べると食いませんが(特に冷間時は食いません)確かにコンフォートタイヤらしく静かです。乗り心地は40,35扁平だとあまり代わり映えしないように感じました。