JZX100のメーターは今までの普通車と異なりメーターの針が直接見えるというものではなく、針や文字盤が浮き出るようなメーターとなっています。内部は針や文字盤が光を反射するような構造となっており冷陰極管と呼ばれる蛍光灯のようなランプにより針や文字盤に光が反射して目に届くようになっています。
数年前初めてJZX100 Chaserを見たとき(まだSilviaに乗っているとき)白い浮き出るようなメーターが印象的だったのを覚えています。Chaserを購入して初めてエンジンをかけたときに“メーターの色が違う!”と思いました。マイナーチェンジによりメーターの色が白からアンバーへと変更されていたのは知っていましたが、いざ実物を見るとやはり前期型のメーターのほうが良いような気が・・・
後期型の色は悪くはないのですが、個人的には前期型の白色のほうが好きです。ネットサーフィンをしていると、どうやらメーターの色は冷陰極管を交換することで簡単に変えられるということなので“そのうち・・・”と思い2年半が過ぎようとしたころ運良くつ〜くんさんから冷陰極管を頂ける事になり、ようやく望んでいた白いメーターにすることが出来ました。つ〜くんさん毎度毎度ありがとうございます。
おおよその構造を皆さんのHPを参考にしながら分解しましたが、実はメーターを分解するのははじめてだったりします。
スピードメーターケース メータープレート コンビネーションメーターケース |
メーターは大きく3つに分けられ左の上からスピードメーターケース、メータープレート、コンビネーションメーターケースとなっています。 コンビネーションメーターケースにはご存知のようにスピードメーターASSY、タコメーターASSY、ウォーターテンパラチャレシーバーゲージ、フューエルレシーバーゲージとATならばA/Tインジケータープレート等がついています。 スピードメーターケースは透明ではなく少しスモークかかったようになっているので、光を反射する部分以外が隠れて見えるようになっています。 メータープレートは光を反射しない表面処理をしているようで、取り扱いに注意が必要です。表面はあくまで感じですが、ざらざらになっており爪で引っかいても傷がつきそうです。 コンビネーションメーターケースの上から1/4の位置に水平にある線がスパイラル上になっている部品が冷陰極管です。 |
コンビネーションメーターケースを後ろから見るとこのようになっています。この配線は薄いプラスティック状の板でメーターサーキットプレートと呼ばれています。 | |
これがメーターの色を変えるために交換する冷陰極管です。上側が今までついていた後期用の冷陰極管で、下側が頂いた前期用のの冷陰極管です。色を区別するためか右上にオレンジのマークがもともと付けられていました。 |
冷陰極管を交換するためにはコンビネーションメーターケースからスピードメーターASSY、タコメーターASSY、ウォーターテンパラチャレシーバゲージ、フューエルレシーバーゲージを外さないと交換できません。外すのはボルトを緩めればよいのですが、どうやらこれらのメーターの文字盤は非常に傷がつきやすいようです。
問題の冷陰極管ですが、固定は右のほうにある数個の配線(金属棒)のみとなっています。配線が曲がってもし折れてしまえば一大事なので結構気合を入れて作業をしました。また、冷陰極管自体の取り扱いも細心の注意が必要です。スパイラル状になっている配線と・・・要はプラスティック奥の部分は決して指などで触ったりしてはいけません。整備書を見ると数千ボルトの電圧が印加されるそうなので・・・
で、冷陰極管を交換してキーをONにすると・・・超良い感じ!やっぱり白色のほうが良いな〜
これでDefiのメーターをBFシリーズに交換するともっと良いでしょうね。そこまですることは出来ませんが・・・
私が装着しているDefiのメーターは少し古いタイプなので針や文字盤が直接見えるタイプで、昼間は白い文字盤と赤い針が見えて、夜は緑色の文字(文字盤は見えなくなる)と赤い針が見えるようになっています。
う〜むDefiのメーターと色を合わせるとさらに統一感が出て良いかも・・・最低針の色は赤色に光るよう交換した方がきれいですね。
ということで近々針の色を赤く変更することにします。
実はこの時点ですでにGX用のメーターを実験台にして針の色を変更できないかどうか試し終わっています。針は非常に壊れやすいパーツなのでこれまで以上に注意が必要ですが、やってやれないことはなさそうです。私が頂いた前期用冷陰極管はこのGXについていたものだったりします。GX用のメーターは何処から手に入れたんだ?という話はちょっと長くなりそうなのでまた別の機会に・・・
Special thanks つ〜くんさん