今までfusionのウーハーボックスを使っていましたがトランクルームが占領されて何も載せられませんでした。愛車Chaser君はファミリーカー?ということもあり今回ウーハーボックスを降ろす事にしました。
とは言うもののウーハーが無い状態では非常に寂しいので、リアトレイ中央にウーハーを埋め込む事にしました。
JZX100ではライブサラウンドシステムが標準でついていますが、私の場合オーディオを交換する予定があったので、オーディオレスにしました。このため、リアトレイ中央には何も無い状態です。
どうやって埋め込もうかな?と考えていたころTourer
Freaksの掲示板にそうしさんの書き込みがあったので、質問したところわかりやすく教えていただきました。
JZX100は純正ウーハーの穴径がかなり小さい部類に入るそうで、小加工で埋め込もうとすると20cmウーハーしか入らなさそうでした。
なにぶん素人なので大掛かりな加工は出来ないので、結局小加工で済みそうなEiichiさんと同じ方法で設置する事にしました。
JZX100でリアトレイにウーハーを設置する場合リアシートを外さなければなりません。シートの外し方は私が紹介するよりもっと分かりやすいHPがあるので、ここでは控えさせていただきます。外し方については当方よりリンクさせて頂いているいけさんのHPが超分かりやすくてお勧めです。
で、シートを外すとこの状態になります。純正ウーハーがつく位置はカバーがしてあり、カバーは数個のスポット溶接&シール剤により固定されています。
このカバーを取る為にマイナスドライバーなどを使いシール剤を引き剥がします。リアトレイに少し傷がつきますが、あとでタッチペイントを塗っておけば大丈夫でしょう。
と、書くのは簡単ですが、シール剤を剥がすのは結構時間がかかります。でも、根気良くすれば剥がす事が出来ます。
シール剤が取れれば、スポット溶接の間を上下に押しながら溶接をニッパーなどで切り取ります。溶接はあまりはっきりとは覚えていませんが8点ほどあったと思います。
で、溶接をいくつか取り除くとカバーが一気に取れるので、怪我をしないよう注意が必要です。(私は怪我をしてしまいました)
で、カバーが取れたら塗装の剥がれた個所をタッチペイントで塗っておかないと、後で錆が出る可能性があります。
ウーハーはリアトレイとトランクの間に設置するようになるため、その間にボードを取り付ける必要があります。そのボードはあちこちで使われているMDF(Medium
Density Fiber)ボードを使う事にしました。
現物を見ながら、図面を引きながらボードを加工して何とかできました。図面はこちら
図面にボードの厚みを書いていませんが、私が使用したのは9mmのものです。
ちなみに必要な工具はジグソー、電動ドリル、などが必要になります。
この程度のボードでも量販店などで作ってもらうといい値段がするかもしれませんが、自分ですると1000円もしないぐらいで出来ます。(工具は除く。と言うのはいい物を買っておけばずっと使えるものなので)
リアトレイとウーハボードはM8のボルト&ナットで固定します。
このときウーハーボードにウーハーを取り付けておかないと、後でウーハーをつけることになり非常に苦労します。
9mmのMDFボード+20cmウーハーをつけても燃料タンクとの間は十分隙間が空いています。
ここまで来れば殆ど完成ですが、あとはリアトレイカバーに穴を開けなければなりません。とはいっても、カッターで切る事が出来る素材なので、MDFボードほど苦労はしないはずです。
ウーハーに付いてくるカバーがあれば、リアトレイカバーに取り付けて終了です。
完成して早速鳴らしてみましたが、まあそこそこは鳴っています。とは言うものの少し物足りないような気もします。
これ以上を望むのならば、リアトレイ穴を拡大加工して、25cmウーハーにするほうが良いでしょう。(今のところその予定はありません)
でも、ハイマウントストップランプがあって、リアトレイカバーの固定具があって、そこまですると大変そうです。
でも今考えると悪くは無いのですが…まあ超ど素人のころに作ったものなので良しとしましょう。
トランクをエンクロージャー(スピーカーを設置する箱)として鳴らしているので使用しているウーハーは当然フリーエアータイプです。シールドタイプ(殆どがこのタイプ)を使用するのであればガソリンタンクの上にエンクロージャーを作らないとまずいことになります。音が十分出ないだけでなく入力過多でウーハーが焼きつく可能性が無きにしも非ず…
でもエンクロージャーを作るにしてもスペースの都合上難しそうですね。ウーハーの要求する容量をいかにして確保しつつ走行に絶対支障が無いように作るには…どうしましょう?