シアターシステム

2004年12月31日現在車の中で良い音を聞こうと思うと2つの方法があります。一つはステレオ、もう一つはシアターと呼ばれるものです。ここでは後者の方を取り上げて車の中で聞くオーディオというものを少し考えてみたいと思います。


今現在時代はシアターとかビジュアル系と呼ばれるものに移りつつあります。DVDが商品化されホームではかなりの部分がVHSからDVDに移りつつあり、新しい映画もDVDでしか出ないものが殆どだと思います。その流れで車の中でも映画を見たいということからこちらもVHS(あまりしてる人いなかったかも?)からDVDになっている…と言っていいのかな?


まずDVDに記録されている音声は5.1ch(ホームではもっとありますが)というのを念頭においてください。5.1chとはフロントスピーカー(2ch)、リアスピーカー(2ch)、センタースピーカー(1ch)、サブウーファー(0.5ch)という組み合わせです。サブウーファーは全帯域(フルレンジ)を出力するものではないので0.1ch分と考えられています。
この考え方はホームの方では古くからあり以前はDOLBY SURROUND(ドルビーサラウンド)と呼ばれていた物です。いわば5.1chの大本と言ってもいいのかもしれません。(この切り替わりがあまり詳しくないのですいません)


ステレオと比べて何が凄いのか?というと例えば飛行機が左後ろから右前に飛んでいくシーンを思い浮かべてください。ステレオは前にスピーカーがあるだけなので後ろから音が飛んでくることはありません。でも5.1chだと後ろにもスピーカーがありそれぞれが異なった5.1個の音声が元々記録されておりそれぞれをそれぞれの場所に振り分けて再生することで飛行機が飛んでいく様子が実感できるわけです。
分かりやすく言うと右前のスピーカーには右前のスピーカー専用の音が、左後ろのスピーカーには左後ろのスピーカー専用の音が元々入っていると言うことです。
じゃあステレオの項目で言ってたリアスピーカーは要らないと言うのは何なの?と言う話になりますがCDはあくまで元々2ch分の音声しか入っていないのに対してDVDは5.1ch分の音声が元々入っているのでその増えた分スピーカーが必要になってくるのです。ただしその音声を振り分けて再生するには専用のプロセッサーと呼ばれる器械が必要です。


またシアターが流行っていると言うのは映像をあちこちに写すことが出来見た目が派手になると言うこともできると思います。その場所はもはやどこでもと言う感じです。一例をあげるとデッキの部分は当然のことサンバイザー、ヘッドレスト、オーバーヘッド(天井)、ドア、トランク、フェンダーなど車の所有者がつけて欲しいと思う場所、またインストーラーが付けたいと思う場所ならばどこでもモニターが埋め込まれるようになっています。


Pioneer(Carrozzeria)

ALPINE

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