amuse ETCSモニター

ここではJZX100のサブスロットルを自由に全開固定できるamuse ETCS monitorが実際にどんな事を行っているのか?について邪推してみたいと思います。

amuseのHPに説明書がUpされているのでこれと修理書を見比べてみると・・・何かしらの手を加える線は、スロットルコントロールコンピュータのEFIB・+B・E1・VTA2の4本となっています。
これらは
EFIB:IG ONでスロットルコントロールコンピューター(TCC)へ+12Vが供給される(切断してETCS monitorを割り込ませる)
+B:IG ONでスロットルコントロールリレーへ+12Vを供給する(切断してETCS monitorを割り込ませる)
E1:アース(ETCS monitorのアースを並列に接続)
VTA2:サブスロットルの開度を電圧で表示(ETCS monitorの受信線を並列に接続)
となっています。

接続方法を見るとEFIBをETCS monitorへの電源供給とし、VTA2をスロットル開度信号(サブスロットルはIG ONで全開→全閉(逆かも?)と動作するので最大値と最小値をそれぞれ0%と100%とし間を100等分することで電圧をスロットル開度に置き換える)としたうえで、サブスロットル全開(100%開度時)はスロットルコントロールリレー並びにTCCへの電源供給を切断することでフェイルセーフ状態を作り出すものと考えられます。

ただ、TRCヒューズが何らかの原因で切れた、若しくはスロットルコントロールリレー不調、若しくはワイヤハーネスおよびコネクター不調の時には“IG ON時にもかかわらず+B端子電圧に4V以上出力されない状態が1秒以上続く”ようになっているので、まんざら間違ってもいないような・・・

と言うことは開度表示なしのTRC完全OFF状態だけでよいのならばTRCヒューズを抜いてサブスロットル全開状態を確認した上で+B線にスイッチを割り込ませればお手軽&室内ETCS完全OFFるスイッチが出来上がるということに・・・なると考えていましたがこれではキャンセルできますが、動作を復帰させることが出来ません。やっぱりamuseさんの制御方法と同じにしないといけないようです。

いけない試みについては簡易ETCSキャンセラーの項目をご覧ください。
ただし、これを読んで実際に試してみた“あなた”の車に何が起きても責任は取れませんのでご了承ください。m(._.)m

Special thanks Power house amuse&つ〜くんさん

backnext

↑このページのトップへ戻る↑