JZX100には中央のエアコン噴出し口にスウィングレジスタースイッチが装備されており、これを押すことにより風が左右に流れてくれます。このスイッチはポジションランプをONにすると当然点灯してくれるのでここまで来たならついでに…と言うことで白色LED化してみました。
まず、ここに使用されている球は橙色LEDが使用されています。これは基板上にハンダ付けされているので白色LEDに交換するだけ…かもしれませんが万が一双方のLEDの仕様が異なっていれば最悪の場合LEDが破裂する可能性もあるので念のため調べてみました。安定化電源があればいいのですがそんなものもっていないので簡易安定化電源として乾電池を8個つなぎ合わせて車のバッテリー代わりとしています。
このとき
20[mA] at 12.5[V]
となりました。
LED周りの回路を見てみると使用されているのは
・カーボン抵抗(470Ω?)
・整流用ダイオード
となっています。
カーボン抵抗値がやや少ないような気がします。もう少し高い抵抗のものを使用しても良い… と言うか高いものの方が良い様な気がしますが…
まあ抵抗値はコストダウンと寿命と明るさの兼ね合いで決められていると思います。
これらとLEDの形状から正確なところはわかりませんがLEDはおそらくROHM製のSLR-322DUを使用していると思われます。(違うかも?)
で、付いているLEDを取り外して白色LEDを仮止めして電流値を測定してみると
16[mA] at 12.5[V]
となりました。
使用したLEDは
・NSPW-300BS φ3 25° Sランク
です。
通常LEDの使用最高温度での電流値は20[mA]と言われているのですが、これだったら多分大丈夫でしょう。って元々ついている橙色のLEDの方が要求電圧が低いため、使用時の電流は20[mA]を多分越えているので白色LEDだけNGだったら困りますけどね。
470[Ω]の抵抗のみを使用した回路だとエンジン運転時の電圧を14.4[V]とするとLEDには23[mA]の電流が流れますが、この回路には整流用ダイオードが入っているのでそこで0.数[V]の損失があるのでおそらく車の寿命以上にLEDの寿命があることでしょう。
と書きましたが他のページに比べて周辺部の分解の仕方&構造を書いていませんよね?
ここのLEDの交換の仕方って結構めんどくさいんです。LEDの交換だけを考えるとそれほど大変ではないのですがその周りの部品を分解していくのが結構大変…
と言うことで今はめんどくさいのでそのうち機会があればUp仕様と思っているのでご了承ください。
で、付いていた橙色のLEDから白色LEDに交換して車に取り付けてポジションをONにすると…
うっ…明るいのは良いのですが眩しい。