デッドニング

デッドニングとはホームオーディオのスピーカーボックスのようなものをドアの空間を使用して作るものです。一般的に
・制震材
・吸音材
・防音材
の3種類を必要なところに必要なだけ使用してドアをスピーカーボックスに仕立て上げるわけです。

それぞれがどういう役割をしているかと言うと

制震材

ドアの薄い鉄板に質量の大きい(鉛のようなもの)シートを貼り付けて所謂ドアのビビリを押さえるものです。自動車用品量販店で売られているものでしたらエーモン社のシート、ネットで検索するとCCIのシート、Dynamatと言われるシートe.t.c.を予算に合わせてどれかを選択してドアに貼り付けるとビビリを押さえることが出来ます。さらにスピーカーボックスを作ると言う目的でサービスホールも全て制震材で塞いでおかないといけません。
また水性の制震材(液体で乾燥すると完全硬化する)もあるようです。
これの貼り方ですが簡単に言うとしっかり貼っておくということになります。ただ貼り過ぎてもいけないとか…


吸音材

ホームオーディオのスピーカーボックスは必ず木で作られています。またそこそこ良い物以上のものはシールドタイプと言われるスピーカーの裏の空間は完全に密閉されています。何故木かと言うとスピーカーの後ろから出る音を前に伝えない・漏らさないためです。
スピーカーボックスを作るのが目的なので制震材の上から吸音材を貼り付けてやるとスピーカーの後ろから出る音が吸音材で吸収され前に出ない(出にくく)なります。
これもエーモン社、CCI、ビートソニックなどから出ているので予算に合わせてどれかを選択することになります。
これの貼り方ですが制震材と同じ言い方ですがしっかり貼っておくと言うことになります。


防音材

防音材の目的は車室外からの音を車内に伝えない(伝えにくく)するものです。
これもエーモン社、CCI等から出ています。

これらを貼り付けて音を聞きながら必要なところは貼り付ける、必要ないところ(邪魔なところ)は剥がす(通常はあまりしませんが)ということをして自分の求める理想的な音に近づけると言うことになります。

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