プライベーター

サスペンション、給排気系、パワートレイン系部品などをご自分で交換される方は多いと思いますが、オーディオにもプライベーター派は多くいらっしゃると思います。
自分の車を自分で作業するのは非常に楽しい!愛着がわく!と言うことで作業されると思いますが、私も言ってみればプライベーター派です。自分の車って考えてみたら自分以外の人に何かを取付してもらった経験はありません。
あとプライベーターの利点としては工賃が要らないということも…
ただし、どれにも言えますが高いものほど取付の難易度&経験が要求されてくるので要注意です。オーディオの取付(インストールと言います)でつなげる線自体は常時電源・グラウンド・リモート・RCA・スピーカーケーブル・光ケーブルとそれほど多くありませんがそのレイアウト、スピーカーケーブルをドアまで這わせる方法、常時電源の取り方e.t.c.高級なシステムになればなるほど気をつけなければならない点が多くなります。また機器の配置にも気をつける必要があります。
誰にも見せないからトランクをつぶして機器を配置すると言うのは良いのかもしれませんが自分の車はデモカーではなく町乗りなど常に使うものなので使用がってが悪すぎると言うのはちょっと…と言う感じがします。
私が見た車の中で車のオーナーさんがネットなどで商品を買って(ALPINEのシステム)取付されているのはいいのですが、トランクルームに機器をただ置いただけと言う状態がありました。音は聞いていませんがおそらくノイズが載っているでしょうし気持ちよく聞ける状態でないと推察されました。またトランクルームをつぶしているわけなので荷物は載らないし万が一パンクをした場合にスペアタイヤを出してくるのは非常に大変だと思います。
また、配線の処理が適切でなくどれがどの線か分からない状態(業界用語?でスパゲッティと言うらしい)で車両火災の危険性もありました。


と言うことで私が個人的に考える範囲ではデッキ交換、トレードインスピーカー交換、デッキからスピーカーへの配線、簡易的なデッドニングまででやめておくほうが宜しいかと思います。ここまでやるとそれぞれの物にもよりますが20万以内で収まると思います。ここまででは特にノイズが乗りやすいような取付をすることも少ないと思うので楽しく作業できると思います。

これ以上のシステム…例えばALPINEやcarrozzeriaのフラッグシップモデルやそれに近いもの、海外の有名なメーカー(BRAX等)のアンプやスピーカーをつける場合はオーディオショップに任せた方がいいと思います。せっかく高いものを買ったのに取付が不十分できちんと鳴らない・ノイズが載ってしまうなどと言うことはあってはならないことです。ノイズが載ってしまうと元も子もありませんし、デッキ交換までで止めておいた方が良かったと言う話を聞いたこともあります。デッキの内臓アンプでスピーカーを鳴らす場合はノイズの心配は殆どする必要がありませんから…
良い物は適切な工賃を払って最適な条件で音を出してやるのがいいでしょう。

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