液入り、液なしバッテリーどちらにも言える事ですが、充電が完了している状態(満充電)でバッテリーの電圧は12.9V前後あります。
これを100%充電状態とすると、完全になくなった状態(0%)は0V?
実はそうではありません。
バッテリーの電圧が10.5V前後以下になっている状態は深放電(過放電ともいう)状態と言われ、バッテリーに深刻なダメージが加わっている状態です。
鉛バッテリーはイオン電池などと異なりバッテリーのメモリー効果はありませんが、代わりに放電するほど電極に結晶が付着するサルフェーションと言われる現象が発生し、容量の低下が発生してしまいます。
このサルフェーションは放電するほど発生するようになるので、常に満充電で使用すること、また使用後すぐに充電することが理想とされています。
ではオプティマバッテリーの満充電(100%充電)時の電圧は?0%充電時の電圧は?
製品データとして次のようになっています。
下記の値は端子開放電圧と言われる車両からバッテリーを取り外した状態の電圧で、一概には言えませんが私の車の場合端子開放電圧と車両装着電圧はおおよそ0.2[V]程度ありました。
つまり私の場合は車両に接続した状態の電圧+0.2[V]程が端子開放電圧だと推測されます。
レッドトップ | イエロートップ | |
100% | 12.8V | 13.1V |
80% | 12.4V | 12.7V |
60% | 12.1V | 12.5V |
40% | 11.8V | 12.2V |
20% | 11.5V | 11.9V |
10% | 11.3V | 11.6V |
0% | 11.1V | 11.4V |
過放電 | 11V以下 | 11V以下 |