カーシャイン SG-1 for Professional 施工

今まで使っていた市販の洗車用品も無くなり以前から興味を持っていたカーシャインの洗車用品を購入することにしました。まず基本的にあまり洗車をしないほうなので1回施工すると長期間その効果を維持してくれること、メンテナンスが楽なものと言うことでコーティング剤はSG-1を選択しました。
ですが、本格的なコーティング剤を使用するのは初めて…ちょっぴり不安ですが何とかなるでしょう(^▽^笑)


1.下地処理1

コーティングを行ううえで最も重要な下地処理です。ボディ表面に付着した汚れ、鉄粉、傷を除去し平滑にすることでコーティングの持ち・仕上がりがまったく変わってきます。


まずはゴールドシャンプーで水性・油性の汚れを落とします。
汚れ・鉄粉があるようならば粘土で除去するのですが、使えると思っていた粘土がボロボロで使用できなかったので、手持ちの3M 超微粒子コンパウンド エフ・2 5971(これが向いているかどうかは別問題)をかけ下地処理としました。


このコンパウンドがけが非常に大変でした。液体ではなくねり状なのとやり方が悪いのとでかなり時間がかかりました。また超微粒子だったので深い傷を消すまでにはいたらず…
表面に付着したしつこい汚れを落とし艶出しまでは出来ました。


2.下地処理2

ここでもう一回シャンプーがけをして水分を拭取った後レベリングレジンコート+の施工に入ります。
これは汚れを落とし、劣化塗膜を軟性コンパウンドで除去し、微細な傷は特殊レジンが埋めることで想像を絶する艶が得られるものです。


ですが、これに過度の期待は禁物です。施工中に入る傷を防ぐ為塗布に使うコートスポンジは非常に柔らかくなっていますし、軟性コンパウンドは3Mの超微粒子コンパウンドよりも粒子が細かいようなので、本当に微細な傷を埋めるにとどまります。但し、何度か施工することである程度傷は埋まるそうです。


施工はコートスポンジを使い塗りこみ、マルチファイバークロスで拭取るだけです。力は殆ど必要なくかなり楽に作業を行うことができます。


すでに3M 超微粒子コンパウンドである程度の艶が出ていたので想像を絶する艶…とまでは体感できませんでしたが、洗車前と比べるとかなり光っています。


3.SG-1施工(1回目)

下地処理が出来たところでいよいよSG-1の施工に入るのですが、このコーティング剤はプロフェッショナルと書いているだけあって施工条件が制限されます。


まず、塗布に使用する超極細繊維クロスは再使用不可、施工後6時間は雨に当てない、施工中の水分も基本的に厳禁です。


レベリングレジンコート+施工後は表面に油分が乗っているのでまたシャンプーがけをする必要があります。
シャンプーがけをして、隙間の水分まで拭取ったら少し休憩しました。


水分が完全になくなったころを見計らっていよいよ施工です。
また塗布に使用した超極細繊維クロスは半分に切って塗布用と拭取り用に分けました。拭取り用に使用した超極細繊維クロスは施工後洗剤で洗うことで2〜3回は拭取りに使用できるそうです。


水分も無くなった、クロスも用意したところで塗布&拭取りを行うだけです。
このコーティング剤の良い所は作業が非常に楽と言うことです。最初のほうは成分がクロスに吸われ成分の伸びがあまりよくないのですが、しばらくすると伸びが良くなってきます。


施工はルーフ、ボンネット、フェンダー、ドア、トランク、バンパーの順に行いました。
あ、当然施工は場所ごとに塗布&拭取りを行います。


ルーフ、ボンネット、フェンダーまで作業を進め光沢を見たのですが、ここまでの作業で感動するような光沢は得られませんでした。ですが、ドア、トランクと作業を進めるにつれ…


この艶と光沢は危険です(^▽^笑)


塗りこんでいく感覚は何と言うか…厚い塗膜が出来てると言うか…分厚い層が出来ていってる感覚です。


レベリングレジンコート+は微細な傷を埋める効果があるそうなのですが、施工中の感覚から言うと傷を埋める効果はSG-1の方がある気がします。SG-1はそういうコーティング剤とは書かれていないのですけどね。


この景色の写りこみ…


一通り作業を行いましたが、80mlのボトルが殆ど減っていません。如何して?
使う量が少なすぎたのでしょうか?
えっとメーカーのHPには約3台分と書かれており、多く使いすぎる方もいると言うことで80mlのボトルに90ml入れているそうなのですが、それにしても減り方が少なすぎます。


ってな事でルーフ、ボンネット、フェンダー、トランク、Cピラーも含めて2度施工しました。


今回施工して気になる点がここです。
フェンダーからドアの前方、ルーフ、ボンネットの光沢がトランク、バンパー、ドア後方の艶&光沢に比べて鈍いと言うことです。


私の下地処理が悪かったのか、ボディコンディションがよほど悪く磨きが足らなかったのか…


この辺りの艶&光沢は文句つけようが無いんですけどね〜


で、ほぼ完璧と思われたコーティングですが、後から見るとやっぱり気になります。
あちこちに微妙に残ったスクラッチライン・ルーフ、ボンネット、フェンダー辺りの艶&光沢…
まあ施工後48時間するとある程度硬化が終わるそうなのでそれでも気に入らなければもう一度下地から…イヤイヤあまり残したままにしておくとSG-1がボトルの中で硬化するそうなのでそれまでに使い切らないと…
とりあえずもうボロボロになっていたボディスポンジ、粘土はすでに買ってしまっています。
また新しい病気にかかってしまいました。洗車病という病に(^▽^笑)


で、48時間後の状態を見たかったのですが、それまでに雨が降ってしまい洗車しないとわからない状態になってしまいました。


4.SG-1施工(2回目)

1回目のSG-1施工から1週間半経ちましたが、気になっていたルーフ・ボンネット・フェンダーのくすみを除去する為にコンパウンドを買ってきました。
WILLSONの超光沢コンパウンド(ライトカラー車用)と言う液体コンパウンドです。
っとその前に1度目のSG-1施工後購入したシュアラスターのネンドクリーナーをかけて3Mの超微粒子コンパウンドをウエスにつけて磨いてみましたが、粒子が細かすぎる為か殆ど効果なし。と言うことでちょっと磨いた後昼食をとるついでにコンパウンドを買いに行きました。


帰ってきて購入したコンパウンドをかけてみると…おぉ〜くすみが取れていく〜気がする(^▽^笑)
いや実際取れていると思いますが、空が曇って遠くで雷が鳴っているような状態だったのでそれほどわかりませんでした。
でも表面の皮一枚取れた感じがします。しかも3M程ではありませんが、粒子が細かい為削りすぎる心配も無いようですしね。と言うのは以前ウインカーを取り外すさいにバンパーにつけてしまった傷を取ろうとしたのですが結構磨かないと取れませんでした。


で、気になる箇所を磨いてレベリングレジンコート+をその後かけてシャンプーをかけて2度目のSG-1施工をしました。
1度目の施工直後ほど光沢&艶の感動はありませんでしたが、多分綺麗になっているはず…
えっと施工が終わったのが19時頃だったのでよくわかりません…


次の日改めてみてみると綺麗になってる!
でも、運転席側のフェンダーが同じ側のドアに比べてくすんでる。助手席側のフェンダーに比べて同じ側のドアがくすんでる。ボンネットの輝きがもうちょっと欲しい気がする。
運転席側後ろドアの一部に拭き残しのような痕がある。
次の課題ですね…


5.SG-1施工(3回目)

1回目のSG-1施工から3週間が経過しました。
えぇとこれで3回目のSG-1施工になる前にフェンダー、ドアのくすみをとる為にコンパウンドをかけてレベリングレジンコート+をかけてシャンプー洗車をして…
で、ここまでやった中間報告ですが、まあコーティングをする基本ですが下地処理で輝きが決まってきます。くすんだままではどんな良いコーティングをしても見た目はいまいち…
あと、コンパウンドをかけるとクリアが剥がれて…と心配する人がいらっしゃいます(私もそうでした)が、洗車傷等がついているところまでだったら削っても大丈夫。見極めが必要になってきますが、洗車傷等が付いているところまで削ってクリア層がなくなるのであれば、傷が付いている時点でほっといてもクリアが剥がれてくるハズ。


1回目と比べて2回目、2回目と比べて3回目のSG-1施工でボディの輝きが変わる…と言いたいのですが、2回目・3回目の輝きは1回目の輝き程の感動は得られません。当然良くなっているはずなのですが、目が贅沢になっているのでそんなに変わった感じはしません。でも施工する前と比べると段違いに良くなっていることは確かです。


1年持つという製品を1週間ちょっとで(一部のみ)重ね塗りしているので耐久性はわかりませんが、汚れは確かに付きにくくなっている気がします。鳥の落し物が落とされてから数時間経っても強めの水を掛けるだけで殆ど落ちますし、植物の種子から出るエキスのようなしつこい汚れはさすがに粘土をかけないと落ちませんが、粘土をかけてもコートは残っているような感じがします。
あ、親水性ですが、今回の洗車から顕著に現れてきました。シャンプー洗車(水洗車のみでも)をすると水滴が残るところもありますが、大部分で水が一面に広がって流れていく感じです。


と言うことでこのSG-1のページはまだまだ続きます。