A'PEXi

GT spec Muffler

Chaserを購入してから2番目に取り付けたパーツがA'PEXiのGTspec Mufflerです。
せっかく買うのならオールステンレスにしたいと思い色々考えた結果A'PEXiにしました。

Chaserは触媒がエンジンルーム後端といっても良いほどの位置にあるためジャッキとリジットラック(通称うま)での交換は結構大変でした。それに付け加え私の体調も悪く(前日飲み会でかなりの二日酔い)3時間ほどかかってしまいました。


後ろからの見た目はボディサイズが大きいためかそれほど目立ちませんが、サイレンサー抜きの音量は爆音に近いぐらいです。
セミステン(タイコのみステンレス)と比べて音の違いはそれほど感じられません。

このマフラーはおそらくブーストアップからを対象としていると思われます。
パイプ径は触媒後からφ80→φ85→φ95で、テールはφ130です。


このためマフラーのみを交換するともれなく低速トルクの減少と燃費の悪化という特典付き(笑)です。
中間から上はというと・・・あまり分かりませんでした。
ただし、サイレンサーを入れると低速トルクと燃費は純正マフラーと同等かそれ以上ぐらいになります。事実燃費は向上しました。
このため最初はずっとサイレンサーを入れた状態で走っていました。


その後、つあ友第4回全国オフラインミーティングでご一緒したKRDさんに“アーシングとフロントメンバーブレースとステンメッシュのブレーキラインはお勧めです“とのお話を聞かせていただき、早速アーシングを施しました。


アーシング後は低速トルクと燃費が戻ってきて(純正より良くなった?)、その代わり1速2000〜3000rpmでアクセルを踏みすぎるとホイールスピンが止まらない(雨の日は2速でも)という特典がついてきました。


装着から1年ほど経過した時にパワーチェックをすると装着した当初感じていた低速トルクの減少がグラフ上に現れてきました。
パワーチェックについてはパワーチェックです。


A'PEXi RACING PLUG AI07

マフラーを交換して、アーシングを施したのでプラグに負担がかかるだろうと考えてプラグを交換しました。
材質は最近流行りのイリジウムプラグにしてみました。
イリジウムプラグを造ることの出来るメーカーは日本ではNGKとDENSOしかありません(多分・・・)。
私が調べた結果上記のメーカーは以下のようにOEM提供しているようです。

NGK DENSO
A'PEXi
BLITZ
TRD
HKS 
中心電極0.6mm 中心電極0.4mm

Chaser純正のプラグは右図のような形状をしています。
これはISOタイプで純正の熱価は6番です。
このプラグは、中心電極が長くアースが2つあることから、着火性能の向上と耐久性の両立を目的に設計されたようです(本当かな?)。
それと伴に火種を燃焼室中心に置こうという考えがあるのかもしれません。

A'PEXi(製造元はNGK)のプラグは中心電極0.6mmを採用しており純正プラグと比べるとかなり細くなっています。
プラグは雷を落とすところなので、先が細くなれば火花が飛びやすくなる(=着火要求電圧が低くなる)のですが、逆に金属の劣化(本当は金属がイオン化して消失する)しやすくなります。
そのために希少金属を使い耐久性を高めようとしてイリジウムを使っているのです。

使用後のファーストインプレッションは・・・使用時間が少ないためかあまりよく分かりません。(私が鈍感だという話も・・・)
頭の中で考えられる効果としては

  • 低速トルクの向上並びに高負荷時のミスファイア防止(着火要求電圧の低下による)
  • 信頼性の向上(熱価を上げたことによる)

があるのだと思います。


締め付け要領としては最初は小さなトルクで、最後に規定トルクで締め付けます。
最初は小さなトルクというのは、プラグレンチ中心の棒をまわすように締めることです。最初からプラグレンチのT字部分を使ったり、ラチェットの握りを使って締め付けるとシリンダーヘッドのネジを傷める場合があるので注意が必要です。
最後に規定トルクで締めるときにプラグレンチがあると理想的です。
トルクの参考値
DENSO:20〜25N-m (2.0〜2.5kgf-m)


トルクレンチがない場合はガスケットがシリンダーヘッドに接触してから規定角度だけ締め付けます。
角度の参考値
DENSO:1/5〜1/4回転 (新品のプラグは1/4〜1/2回転)


トルク並びに締め付け角度はプラグの箱に書いてある場合もあるのでそちらを参考にするとよいと思います。


APEXERA HID REPLACE BULB 6000K

Chaserを購入して5年が経過する辺りでHIDの不点灯の症状が発生しました。毎回発生するものではなく希に点滅したり点灯しなかったりといった症状なのですが、まあ交換時期にさしかかっていたのでしょう。
値段との兼ね合いで当初はRAYBRIGにしようと考えていたのですが、私が好きなメーカーであるAPEXERAからHIDが出ていてしかもなかなかお安いと言うことで即購入しました。


右の画像下側が純正で装着されていたバーナーです。
因みにバーナーはPHILIPS製となっています。


上側が今回購入したAPEXERAのバーナーです。
なおAPEXERAがバーナーを製造しているわけではなく製造元は株式会社ブレックスと表記されています。


6000Kを選択した理由は…6000K以外に10000Kしかなかったから(^▽^笑)
さすがに10000Kは使用できません。競技用となっていますし。


純正HIDはおおよそ3500〜4000Kで、太陽光は6000Kとなっているそうです。
但し、K(ケルビン)数が高くなるほど光量(lm)は少なくなっていく傾向にあるそうです。見た目と光量のバランスになりますが、通常使用に耐えられるのは6000K位までではないかと思います。


あ、左側が購入したバーナーでAPEXERA D2R 6000Kと刻印がされています。
このHIDですが、製造元は株式会社ブレックスということですが、ブレックスの工場で作っているわけでもなさそうです。APEXERAのHPとネットで検索した結果を見ると三菱電機オスラム株式会社 オスラム・メルコ株式会社の掛川工場で製造されているようです。
と言うことはAPEXERAがブレックスに製造を依頼しブレックスが三菱電機オスラム…に製造を委託と言うことに…
まあ掛川工場はTUF認証を受けているようですし品質に問題が無ければOKでしょう。


交換の手順はいまさら紹介するまでも無いでしょう。ヘッドライトを取り外して、トルクスドライバーが必要になってくる程度でそんなに難しいことはありません。
あ、ヘッドライトを外す際にバンパー保護のため保護テープを貼り付けておいたほうが良いと思います。若しくはバンパーを少し下にずらすとか…


慎重にバーナーを入れ替えたら早速点灯確認と比較…をしたかったのですが、時間が無い為比較は断念し左右ともAPEXERAのバーナーを装着しました。
外が薄暗くなってきたころを見計らって外出し早速点灯してみると…
点灯直後は今までの純正バーナーとは比較にならない色を発してくれます。かなり青と言うか紫がかった色を発し、安定してくると純正よりもK数の高い色を発光してくれました。
光量につきましてはあまり走行していないのでわかりませんでした。と言うことでインプレッション並びに点灯した画像につきましては随時追加していきたいと思います。


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