OPTIMA RedTop S-4.2L(1050S) オプティマ レッドトップ

新車のころから1度も交換していなかったバッテリーですが、5年を迎えたころからセルの回り方が弱くなってきました。最後に追い討ちをかけたのは2ヶ月間1度もエンジンをかけなかったことでしょう。親が車を動かすかもしれないというからセキュリティーをバレーモードにして鍵を預けていたのが失敗でした。


まあそろそろ交換時期だとは思っていましたけどね。HIDも一度不点灯の症状が出ましたし。


ということで購入したのはOPTIMA RedTop S-4.2L(1050S)です。装着車両は毎度おなじみJZX100 Chaser TourerVです。


この車の標準サイズは55D23Lなので適合はS-3.7L(925S)なのですが若干加工することでサイズアップをすることが出来るということで標記のサイズ(JIS相当はD26L)にしました。


あ、購入先は他の販売店と差別化を図る為に出荷前に性能を引き出す為に補充電を行ってくれるBatteries Web Storeです。
この為、メーカー出荷時には全面にビニールの保護テープが巻かれているのですが、ターミナルの部分のみ充電を行った跡を示すようにビニールが破られていました。


ラベルはこんな感じです。


このバッテリーは通常のバッテリーと異なり液体は封入されておらずグラスマットセパレーターが電解液を吸収することで液漏れは発生しない構造になっています。


またJIS規格と若干サイズが異なる為右のような高さ調節台が付属しています。
この台を下に敷くことでJIS規格のバッテリーと殆ど同じサイズになります。


で、若干の加工というのはこの高さ調節台を右のように加工しました。
まあD23Lが標準の車にD26Lを入れようとするのですから横幅が合わないのは当然ですよね。


因みに横から見るとこんな感じです。実際に装着したときはもうちょっとバリを取ってあげて綺麗に仕上げています(^▽^笑)


加工した台をバッテリーの下に敷くと難なく装着終了です。
あ、そういえばオフセットターミナルというものが付いてきていましたが、私は使用していません。
車両側のプラスのターミナルの角度を変えてつけました。

エンジン側のクリアランスは問題ありません。


サイズアップしていますが、助手席側のクリアランスも問題ありません。
因みに台の加工した部分は助手席側に向けています。


装着が完了したので早速セルを回してみると…結構な勢いでエンジンがかかってくれます。今までとは大違いです。ってそりゃ6年も使ったバッテリーと比べてはいけませんよね。ですが、考えてみると6年ももったんですね。


で、新しいバッテリーを装着したので早速性能を確認してみました。
使用したテスターはMIDTRONICS/ミドトロニクスという会社が作っているCCAを図ることの出来るPBT-200です。因みに測定範囲は200〜850[CCA]です。あ、最近バッテリーテスターは負荷をかけるロードテスターというものからCCAを計測するものが、バッテリーの性能を測りやすいということで注目を浴びているそうです。


本当は車両に搭載する前(若しくはマイナスのターミナルをはずした状態)で測定するほうが良いのですが、メモリーが消去されるのが面倒でそのまま計測しています。


で、計測結果は何と830[CCA]!メーカー好評値は815[CCA]です。
今まで使用していたバッテリー(55D23L)は400[CCA]程度だったのでおおよそ2倍のクランキング性能を持っています。
CCAの一覧値についてはバッテリー規格一覧を御覧ください。