Defi-Link System

Defi-Link Systemとは最大7つのメーターを一つのコントロールユニットで制御する物です。各種センサーからの信号は一度コントロールユニットに集められ複数メーターへは1本のコントロールラインのみでリンクされます。
このシステムの良いところは、メーターの後付けが簡単に行えると言う事です。センサーの取り付けは他の製品と同じですが、メーターまでの配線はすでに取り付けてあるメーターから引き出すだけで取り付けが完了します。
ただし、後から追加するメーターに含まれているコントロールラインは30cmと短く、複数のメーターを離して接続する場合は別に長い線を購入する必要があるので注意が必要です。

現在はピラーにブースト計並びに油圧計を装着しています。これは前方視界に影響を及ぼす事はありません。

ブースト計&油圧計

また、運転席と助手席の中間ぐらいに水温計並びに油温計を運転席側に向けるよう取り付けています。

水温計&油温計

運転席からの視認性も良好で前方視界に影響を及ぼす事もありません。

Defi TURBO METER(一般にブースト計,本当は連成計と呼ぶ)
ピークホールド機能によりピーク値の確認をすると0.91kgf/cm2でした。
整備書に記載している値は0.60〜0.69kgf/cm2なので、マフラーを変えたことにより自然にブーストアップしているようです。
整備書を見返してみると、アクチュエーターは0.91kgf/cm2になると動き始めるようです。
と言う事はDefiのブースト計はかなり正確と言う事になります。でも、ノーマルコンピューターだとフューエルカットぎりぎりです。

Boost meter Boost meter

取り付け位置はインテークマニホールドに”ここぞと言わんばかり”に圧力取り出しがあるので、そこから取っています。
指で指し示している場所で、ノーマルはゴムのカバーが取り付けられています。
圧力センサーからの信号線は、助手席側エンジンルーム後部にある純正の線に割り込ませて室内に引き込む方法が最も手軽で早い方法です。
ここを分解するのは少し面倒ですが、それでもここから引き込んだ方が私の経験上最も早かったと思います。まだ、室内の水の浸入もありません。

と私は気にしていましたが他の車を見てみるとゴムの付け根を大胆にカットして室内に配線を引き込んでいる車も…
こんなので大丈夫?と不安になってしまいましたが…あの2台(内1台は補修しました)本当に大丈夫かな?
注:ゴムをカットしたのは私ではありません!

Defi WATER TEMPERATURE METER(水温計)
ピーク値は95℃でした。チェイサーはこんなものなのかな?
整備書を見ると純正のサーモスタットは95℃で全開になるためこの数字が出てきたと考えられます。
と言う事はしばらくラジエターの容量アップは私には必要なさそうです。
普段走っているときはラジエターは100%使用しておらず水温は90℃付近を保っています。ブースト計に引き続き水温計もかなり正確ということになります。
以前はエンジンオイルをBPのVervis Plus 10W-40を使用していて水温は90℃を少し上回っていたのですが、オイルをMobilのDriving Excellence 5W-40に変えてから90℃を少し下回るようになりました。エンジンオイルで水温が変わるとは知りませんでした。(前者は冬まで使用していて、後者は春から使用しています)まあ、粘度も関係あるのかもしれませんが・・・
ちょっと元気よく走った後のピーク値についてはまだ確認していません。
それとエンジンをかけているときはほぼ90℃で落ち着いているのですが、エンジンを止めると温度がどんどん上がっていきます。最高で100℃ぐらいまではあがっていました。

Water temp. meter Water temp. meter

イルミネーションをつけたときの見た目はかなり良いです。
センサーの取り付けにはTRUSTのラジエターパイプを使用しています。

イグニッションをONにしたときのオープニングモードはかなりかっこいいです.
Defiオープニング
上のリンクをクリックするとオープニングが見られます。

Defi OIL TEMPERATURE METER(油温計)
これは、某オートバックスの掘出物市で安く販売されていたので衝動買いした物です。
センサーの取り付け位置としては

  • オイルパンのドレンボルト
  • オイルフィルター移設キット
  • サンドイッチブロック
  • オイルフィルター移設キット付きオイルクーラー
  • シリンダーブロックの純正油圧計から

があります。


しかし、オイルパンのドレンボルトはセンサーのネジがPTのため何度も取り外すとネジが痛む&配線が心配で、サンドイッチブロックはオイル漏れが心配です。(きちんとと作業すると漏れる心配は無いそうです)また、シリンダーブロックの純正油圧計から取り出すのはあまり現実的でありません。


と言う事で、オイルフィルター移設キット or オイルフィルター移設キット付きオイルクーラーが現実的なのですが、前者はTRUSTからしか販売されておらず取り付け位置はミッション脇となり、後者は私にはあまり必要なさそうです。


結局、TRUSTのオイルフィルター移設キットを購入してそこにセンサーを取り付けました。
油温は通常95℃付近です(水温より2〜3度高いぐらい)。また現在のピークは100℃でした。
油温計を取り付けるまで知らなかったのですが、水温より油温のほうが適正温度まで上がりにくかったのですね。

Oil temp. meter Oil temp. meter

水温はゆっくりと走り出して10分もあれば90℃付近まで上がるのですが、油温は60〜70℃まで上がっていれば良い方です。という事はエンジンのことを考えると20分間はアクセルを踏み過ぎないように走らなければいけないということになります。


暖気をする事はエンジンにとって大事ですが、あまりしすぎても燃費が悪くなりまたあまり効果が得られないと私は考えています。というのはエンジンという物は少し負荷がかかったほうが温まりやすく水温が上がりやすくなっています。暖気は最低10数秒しておきそれからはアクセルをほとんど踏まないよう(車の流れを妨げすぎないように)ゆっくりと運転するのが環境面からも良いように思います。
私の場合エンジンをかけて短いときは30秒ほどから長いときは(DVDディスクを変えたりして)3分ほどアイドリングしてから走り出すようにしてます。
しかしながら長い間アイドリングをしていれば多少はエンジンオイルも温度が上がるとは思いますが、上がっても50℃までだと思います。という事でエンジン&環境のことを考えると最低10数秒から2分以内のアイドリングをしてゆっくりと走り出すのが良いと私は思います。
ゆっくりと走り出したときの油温(水温も)の温度履歴については後ほどまとめる予定なのでお楽しみに!(ただ単にまだデータを取っていないだけです・・・)


Defi OIL PRESSURE METER(油圧計)
こちらもほとんど衝動買いです。
油温計センサーの取り付け位置に迷っていて、結局TRUSTのオイルフィルター移設キットを買いそれに取り付けました。ついでに作業するならと油圧計も同時に購入しそれに取り付けました。
エンジンが冷えているときに、エンジンをかけたときの油圧はアイドリング状態で0.6〜0.7MPa(6.0〜7.0kg/cm2)程で油温が90℃付近だと0.2MPa(2.0kg/cm2)程です。

Oil pressure meter Oil pressure meter

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