アバンテ用ウインカー改

ご存知のようにJZX100 Chaser(チェイサー)はTourer(ツアラー)シリーズとAvante(アバンテ)シリーズでウインカーの色を変えています。ツアラーシリーズはオレンジ色、アバンテシリーズはクリアーで中にオレンジのカバーが装着されています。因みにウインカーバルブは同じ物を使用しています。
何故変えているのかは分かりませんがツアラーはより走りを意識した設計になっているためかと思われますが…
なお最近の車CIVIC等はクリアウインカーでバルブ(電球)にオレンジ色のペイントがなされた物を使用しています。これはフロント回りの一体感を狙った物だと思われます。チェイサーが何故そうでないのかと言うことですが当時オレンジにペイントされた球が入手しずらい環境だったのか、バルブがあったとしてもTOYOTAの車内基準に適合しなかったのか、コストダウンのためなのかは知りませんがそのように作られていませんでした。
で以前からアバンテのウインカーを加工したものや、型を起こしてクリスタル調にした物が売られています。ツアラーシリーズでオレンジ色のウインカーをクリアーにすることでフロント周りの一体感が出て私個人的には好きです。
本当は車を購入して1年後ぐらいにクリアーウインカーが欲しかったのですがその後他のパーツに興味が行って…


で何年かごしで運よく入手することが出来ました。つ〜くんさんがクリアーウインカーをすでに装着されていたのですが、クリスタルウインカーを購入されると言うことでミラーコートが施されたバルブと交換と言う形で頂きました。つ〜くんさんに感謝!


すでに装着されている方が大勢いらっしゃるとは思いますが、一応インプレッションなどをしたいと思います。


とりあえず外観からです。アバンテは中にオレンジ色のカバーが入っているため外から見ると反射板に若干オレンジ色が写ってしまうのですが、これはカバーを取り除いているため完全にクリアー状態になっています。


裏から見るとこんな感じです。オレンジ色のカバーを取り外すためにバルブ取り付け位置周辺を一度切断してカバーを取り除いた後材質は何かはわかりませんが硬いシール材で水の浸入を防いでいます。なおこのウインカーはTOYOTA純正なのですが製造元はSTANLEY(RAYBRIGブランドのバルブを作っている会社)となっていました。


こちらがノーマル状態です。


装着するとこのようになります。フロント周りの一体感が出て引き締まって見えます。一時欲しかっただけのことはありますね。
因みにバルブは元々白色を発光する(所謂普通のバルブ)物が装着されているのでクリアーウインカーを装着しただけでは当然のことながら保安基準に適合しません。白黒ツートンの車(バイク)に止められると切符を切られてしまうのでこのままでは公道を走行することが出来ないため競技専用部品扱いになってしまいます。
ところが最近バルブにオレンジ色を発光させるためにオレンジ色にペイントされた物が自動車用品量販店などで手軽に購入することが出来るようになっています。クリアウインカーを装着して公道を走るのであればこれの装着は必須です。


なお市販されているオレンジ色にペイントされたバルブは、白く光るバルブと比べて、消費電力や大まかな外観は同一なのですがカプラー差込形状(厳密に言うと抜け防止の返し部分)が僅かに異なるため一応互換性は無い設計になっているのですが、そのままでも装着可能になります。カプラーにバルブを差し込むときに少し硬いのですが…


またバルブの表面にミラーコートが施された物もあります。せっかくクリアーウインカー(若しくはクリスタルウインカー)を装着するのであればこれを装着しない手はありません。
普通のオレンジ色にペイントされたバルブではバルブの色が見えて一部オレンジ色がついて見えてしまうのですがミラーコートが施された物は殆どオレンジ色は見えないためクリアーウインカーを装着した効果が十分発揮されます。


それと私のようにウインカーポジションキットを装着されている方のみに当てはまる注意点ですが、ウインカーポジションの仕様にも寄るのですが、ポジションランプ(スモール)をONにした時にウインカーが点滅する間の一番明るい光度で点灯しつづける場合レンズ表面に着色された色(若しくはコート)の劣化(熱焼け)が微妙に心配です。メーカー品ならば劣化はある程度大丈夫でしょうが自分でペイントした場合は経年劣化で色落ちが懸念されるでしょう。
私が使用しているウインカーポジションキットのような物であれば光度を自分で調節できる(減光可能)ため(どのくらいだったら大丈夫かは分かりませんが)点灯時の光度を下げることが出来るのでやや安心です。当然のことながらウインカー作動時は減光無しで点滅します。