カラーオプティトロンメーター+液晶表示反転

メーターチューンで以前は冷陰極管を後期のアンバーから前期のホワイトにしましたが、その後ポジションランプをつけたときのDefiメーター色とあわせようと考えてカラーオプティトロンメーターにすることにしました。ってそのDefiのメーターですが2001年では私が装着している物しかなかったんです。オプティトロン風というか白文字&赤針のメーターが出てきたのはその後のことなので…やや年季を感じさせますね。(^▽^笑)


でも、諸先輩方のHPを見ると難しそう・・・ 不安いっぱいですが、何とかやってみることにしました。
とは言っても自分のをする前につ〜くんさんがカラーオプティトロンメーターにすると言うことで作業させて頂いていたので手順はわかっていましたが、作業は結構神経を使いました。


まず、スピードメーターASSY(以下スピードメーター)&タコメーターASSY(以下タコメーター)とウォーターテンパラチャレシーバーゲージ(以下水温計)&フューエルレシーバーゲージスピードメーター(以下燃料計)は大きさが違うことはもちろんですが、構造が少し異なっています。
諸先輩方のHPを拝見するとスピードメーター&タコメーターのほうが難易度が高そうなので集中力があるうちにこちらのほうから作業することにしました。


いきなりですが、右の画像がスピードメーターの針を途中まで分解したものです。


オプティトロンメーターの針は冷陰極管から出た光を任意の形に反射させるため大まかに2つに分けることができます。
まず、光を反射させるために使われているのは黒い針の少し上にある透明の樹脂製の針です。透明とは言ってもすべて透明だと光は反射せず通り抜けるだけなので、透明の針の文字盤側は白く塗られています。この白く塗られている部分により冷陰極管から出た光が反射します。
さらに、部分的に白く塗られた透明の針だけでは光が乱反射してしまうので艶消しブラックのような色をしている樹脂製の黒い針を上からかぶせて反射した光を任意の形に形成するようになっている・・・のだと勝手に考えました。


上の画像をよく見ると黒い針に四角い切抜きが見えると思います。この切抜きはひとつのメーターに対して4つありその切抜きには右の画像の物が黒い針の”押さえ”として使われており、スピードメーター&タコメーターだけに使われています。


右の画像は燃料計の黒い針の裏側です。黒い針は2箇所の爪により透明の針から浮いてこないようになっており、爪は右のほうにある円状の垂直方向に2ヶ所あります。
この2箇所の爪の位置はスピードメーター&タコメーターでもほとんど同じ位置にありますが、こちらはさらに右の端に1箇所追加されています。
なにやらこの爪が一番壊れやすいようで・・・
でも、このカバーを外さないと前に進まないので仕方なく↓の様に指をかけて外しました。


右の画像は黒い針を透明の針から外そうとしているところです。中指と親指で2箇所の爪を浮かせるようにして黒い針を外そうとしています。
作業しているのは水温計のものですが、スピードメーター&タコメーターも2箇所の爪はこれと同じようにして外しました。
でも、壊れそうで怖かった。


手順としては黒い針の裏(文字盤側)にある押さえを黒い針から取り除いて、黒い針を透明の針から浮かせる・・・と言葉でいうと簡単そうですが、作業してみると結構大変です。あ、私は基本的に不器用ですので。


でも、できなくはないと思います。作業してみた私の感想としては簡単ではないけれどそんなに難しくもないと言ったところでしょうか?
私のメーターは作業した時点で製造から2年10ヶ月ほどなのでそれほど脆くなかったのでよかったのですが、使い込まれたメーターは紫外線をしっかり浴びているので樹脂が硬く脆くなっているので大変かと思います。


分解ができたら、Defiのメーターは針の部分が赤なので赤いセロファンを挟み込みます。
ただし、セロファンを針の間に挟み込めるような形に作るのが大変でした。やっぱり私は不器用です。


言い訳をすると黒い針の光が出てくる隙間をきっちり埋めるような形でなければ白い光が漏れ出るし、かといって大きすぎると黒い針が透明の針にかぶせられないしで、結構苦労しました。右上の画像で言うと左端のメーター先端の部分を作るのが一番大変だったかな?
最初は黒い針の裏にセロファンをあわせて直接切ろうとしたのですが、難しかったので紙で画像下側にある型を取ってそれをもとにしてセロファンを切るようにしました。


ちょうどいい形にセロファンを切ると透明の針と黒い針の間に入れて針を元に戻すと水温計&燃料計では出来上がりです。
スピードメーター&タコメーターでは最初に外した押さえの部品を元に戻して終わりです。


右の画像は燃料計の針を外したところです。
スピードメーター&タコメーターの針もこれと同じようだったら苦労しなくてすむのにな〜
すでに述べたように透明の針の文字盤側は白く塗られている部分が見えると思います。


分解したメーターを元に戻して・・・の前にDefiのメーターは文字盤が緑色に光るので緑色のセロファンを文字盤に挟み込んで作業は終了です。


上が加工したメーターの画像です。左側は昼間のもので、右側はポジションランプをつけてサンシェードを回りにかぶせて暗くした状態での物です。
う〜む針の赤色が少し濃すぎて見えにくいかも・・・昼間運転すると針が見えないので非常に危険なメーターになってしまいました。
と言うことですぐにフィルムを張り替えることにします。


それとほかのパーツ取り付けのページと比べて作業の詳細がわかりにくいですよね?私自身も標準作業がどんなものかわからないのでこういうページになってしまいました。そのうち(いつになることやら・・・)もう少し詳しい作業手順をUpする予定です。


液晶表示反転

夜の見た目をDefi追加メーターを同じにするために緑を中心にしたカラーメーターにしましたが、もうちょっと変更することにしました。変更後は右の画像のようになりましたが・・・わかり難いので変更箇所だけを拡大すると・・・


このようになりました。でも、思っていたのと違う〜
当初の予定ではエアコン液晶表示反転で行ったのと同じように文字の部分が白色に、その他の部分は黒くなると思っていたのですが・・・文字は白っぽくなりましたがその他の部分が青っぽい色になってしまいました。
何故?ご存知の方教えてください!


どうなんでしょう?まあこれはこれでいいような気も・・・但し今回はエアコン液晶表示反転と同じ方法で行いましたがフィルムとガラス表面の糊が完全に取れなくてスピードメーター単体で見るとちょっと汚い・・・車に取り付けた状態だと糊は殆ど見えませんが偏光板を買って付け直したほうが良いかも?


Special thanks つ〜くんさん