一般的なセキュリティ用語を私が分かる範囲で解説したいと思います。単語については随時更新したいと思います。
セキュリティをONにする、OFFにする
集中ドアロック・アンロックの無い車でロック・アンロックさせるときに必要になる
通常の方法でドアをロック・アンロックできない車に使用することもある
コードホッピング参照
エンジンをかけておくために必要な線でこの線を切断できるようにすることでさらに車両盗難防止効果を上げることができる
Freeze等はスターターキラーだけでなくイグニッションキラーも持っているため他のセキュリティよりさらに車両盗難防止効果が期待できる
但し運転中に接触不良が発生するとエンジンが停止してしまうため配線には細心の注意と確実な結線が要求される
最も誤作動の少ないセンサーの1つ
セキュリティON時に違法にエンジンをかけようとするとセキュリティが発報する
サイレンにショックセンサーなどが入ったもの
通常廉価なセキュリティに多い
トリガーが殆ど無いため本格的に車を守るのは難しい
一体型に対してサイレンと本体などが分かれているものはセパレートタイプと呼ばれる
正規の鍵・IDキーが無い場合やセキュリティON時などにエンジンをかけられなくする機能
通常スターターラインをカットするが物によってはイグニッションラインもカットするものもある
イグニッションラインをカットするとMT車での押しがけでもエンジンをかけることは出来なくなるが配線処理が不十分だと走行中突然エンジンが止まる危険性もはらんでいる
汎用性のあるFreeze等はクラッチスタートタイプの車だとその線、ブレーキスタートタイプの車だとその線、フューエルライン等をカットすることでさらにエンジンをかけられにくくすることができる
純正イモビライザー装着車両でリモートエンジンスターターをさせるときに必要なもの
エンジンをかけることのできる鍵の溝を削って使用するタイプ等がある
セキュリティをONにしたときに窓の閉め忘れを防止するもの
最近の車は制御が複雑になりつつあるので退役しつつある…
超音波により室内で動くものを感知して発報する
セキュリティOFFから一定時間が経過すると自動的にセキュリティがONになる
セキュリティOFFから一定時間が経過すると自動的にイモビライザー機能が働く
ページャー付セキュリティを発売しているメーカー
CLIFFORD以外でも世界最高峰と言われているセキュリティは幾つも存在するがその中の一つに上げられる
例えばRS-855LCDはページャー付エンジンスターター機能内臓セキュリティだがメモリー機能、Negative
Output when Disarmedなど多彩な機能を持っている
その中でも他社セキュリティに見られない特異な機能の一つとしてバレーモードへ入るときの条件がある
他社のセキュリティはアーム中でも特定の条件でバレースイッチを操作することで強制的にセキュリティは解除されるが、AUTOPAGEの場合バレーモードに入るにはセキュリティ解除中のみしか許可されない
と言うことはセキュリティレベルはかなり高いところに有ると考えられるが、アーム中リモコンの電池がなくなった場合やリモコンを落としてしまった場合電池を交換しない限り二度とセキュリティは解除されることは無い
高度なセキュリティだがオーナーにはそれ相応の管理能力が問われる
当然ページャーリモコンには内臓電池ローバッテリー警告があるため通常リモコンの電池がなくなるということは無いと考えられる
セキュリティOFFから一定時間が経過すると自動的にドアがロックされる
リモコンを操作し実際に衝撃を与えた強さで反応させる学習式2段階ショックセンサー
ガラスセンサー参照
スターターライン(物によってはイグニッションライン)を切断してセキュリティ本体を通すことでセキュリティが正規に解除されない限りスターターが回らなくするもの
本体への電源供給がたたれた状態でスターターラインを開(=エンジンがかからない)とするか閉(=エンジンがかけられる)とするかをえらべられる
通常は開としてセキュリティレベルを上げるようにする
ガラスが割られた時のような高い音に反応して発報する
音感センサーとも呼ばれショップによってはキーシリンダー付近に取り付ける場合もあるようだが…
セキュリティが数秒間音を出して威嚇する
何らかの原因(電圧の落ち込み・雷による振動など)により盗難されない状態でもセキュリティが反応してしまう状態
頻繁に起こると近所迷惑になる→セキュリティをOFFにする→いざと言うときにセキュリティが働いてくれないと言うことになる
誤作動がある場合原因を突き止めなければならないが、それまでの間は最低でもドアトリガー、ボンネットトリガー、トランクトリガーなど誤動作が非常に少ないセンサーを働かせた状態でアームする必要がある
Omega Resarch & Development Incが作り上げたトップブランドのセキュリティ
30年以上セキュリティ専門でやっている会社
世界最高峰と言われているセキュリティ
本体を壊されてもエンジンがかからないような設計になっている
但し安定性に難有りとの噂もある
リモコンのIDコードをランダムに変化させ違法なコードホッパーによりセキュリティを解除されないようにする
どこかにはセキュリティリモコンのIDを盗みセキュリティをOFFにさせてしまうものがあるらしい…
それ対策ですね
立体駐車場など連続的に車体に振動が加わる場所に駐車したときの誤動作防止
ショックセンサーなどをOFFにしドア・ボンネット・トランクだけONにすることで車両進入に対して発報させることができる
セキュリティON・OFF時のアンサーバックの音を消すモード
アンサーバックの音が消えるだけなのでセンサーなどは通常通り動作する
衝撃を与えられたときにセキュリティが発報若しくは警告する
1段階ショックセンサーの場合は発報のみ
2段階ショックセンサーの場合は弱い衝撃では警告、強い衝撃では発報する
デジタル式、バネ式、赤外線式などがあるがバネ式は動作が安定しないと言われている…
純正キーレスリモコンでセキュリティをON・OFFできる機能
個人的には使わない方が無難かも…
但し他社のセキュリティと組み合わせることでセキュリティレベルがUpする可能性を秘めている
威嚇動作をするための物
セキュリティONでLEDが左右に点滅するためスキャナーといわれる
モードによってはフラッシュするものもある
バックアップバッテリー内臓サイレン
セキュリティをONにした場合エンジンがかけられないようにする
この線を切断する事でセルモーターへの電気の供給がなされなくなるためエンジンをかけることが出来なくなる
リレーを使用してスターターカットを行うもの
本体がセキュリティOFF時出力を持っているならばリレーを隠してつけることによりセキュリティ本体が壊されてもエンジンがかかる恐れが無い
但しアームド出力を使用してリレーを動作させている場合セキュリティ本体が壊されるとエンジンはかけられてしまう
サイレンとセキュリティ本体が分かれているもの
中級以上の機種は殆どこのタイプ
これに対してサイレント本体が一体になったセキュリティもあるが初級向け
ショックセンサーなどが頻繁に動作してしまう場所で駐車するときにするモード
通常ショックセンサーなどの動作だけを停止させるのでドア・ボンネット・トランクが開けられると発報する
セキュリティ取付時間を短縮できる優れもの
使う場所を間違えなければ余計な車両の配線を傷つけなくてすむ
使う場所を間違えればセキュリティはあっという間に解除されてしまう危険性をはらむ
センサーを組み合わせる場合やドアトリガーが1箇所から取れない場合などに電気の回りこみを防ぐために使用する
一瞬(1秒程度)の入力を検知し設定時間出力させることのできるリレー
例えばディスアーム時に出力される線を使用することでディスアーム後設定時間のみエンジンをかけることができる(それを過ぎてしまうとエンジンをかけることは出来ず再度アーム後ディスアームする必要がある)ようにするなどいろいろな用途に使うことができる。
セキュリティと連動し一部のセンサーを働かせたままアフターアイドリングをすることができる
レーダーセンサー参照
車体をジャッキアップされたときなど車体が傾けられたときに発報する
デジタル式の場合坂道で停車してもその状態から車体が傾けられると発報する
水銀が入ったアナログ式の場合坂道に停車すると誤報する(と聞いている)
アーム・ディスアーム参照
ショックセンサー参照
車両の電流変化(ルームライト点灯等)を監視し発砲する
但し車両により電流変化のおきやすい車の場合誤作動の危険性をはらむ
ドアトリガー参照
ドアを開けられたときにセキュリティが発報する
セキュリティをON・OFFしたときにドアロック・アンロックが連動する
アクチュエーター参照
セキュリティをOFFにしたときにルームライトが点灯する機能
トランクを開けたときにセキュリティが発報する
セキュリティ強制解除をするためのスイッチ
私が知っている限りYUPITERUのAguras ProとCLIFFORD以外は単純なOn/Offスイッチである
アーム中でも(物によって違うのですが)ある条件でこのスイッチを規定回数押すことでセキュリティがアーム中でも強制解除される
リモコンの電池がなくなったときやリモコンをなくしてしまったときの対策方法
単純なOn/Offスイッチの場合条件を満たせば強制的に解除されてしまうため運転席から手の届く範囲に取り付けることは厳禁であると個人的に考える
ただAUTOPAGEの場合セキュリティディスアーム中のみスイッチを操作することでバレーモードに入ることができるためこの場合は運転席の周りでもOKかも?
サイレン自体にバッテリーが内蔵されバッテリーが外された場合やサイレンの配線が切断されると内臓バッテリーが切れるまで発報しつづける
車体のバッテリー(セキュリティ本体への電源)が外されてもバックアップバッテリーからセキュリティに電気が供給されるため、万が一の自体でもセキュリティ動作を継続させることができる
但し維持できるかどうかはセキュリティの仕様に寄っている
メモリー機能(バッテリーを外されても外される前の状態を記憶しているもの)を持ったセキュリティだとバックアップバッテリーをつける事で本体への電源が遮断されてもアーム状態を継続することができる
運転中犯罪者により車両を盗難されそうになったときに運転者を守るためにサイレンを鳴らしつづけるもの
セキュリティが数十秒間音を出して威嚇する
トリガー(ドア・ボンネット・トランク)によっては入力がなくなるまで威嚇しつづける
ハンドルに機械的なロックをかけることで犯罪者に威嚇する
チルトセンサー参照
運転中に犯罪者が車を取りに来たとき運転者の安全を考え素直に車をあけわたすようにするが、しばらく走行した後エンジンが停止しサイレンが鳴りつづけ、エンジンが停止しエンジンをかけることが出来なくなる
個人的にかなり気に入っている後付けイモビライザー
これもCLIFFORD同様本体を壊されてもエンジンがかからない設計になっている
リモコン調節式レーダーセンサー
車両に何らかの異常があった場合に手元のリモコンに異常を通知するもの
メーカーにより電波の飛距離が異なる
ページャーがあるセキュリティはセキュリティレベルが低くなると言われるが個人的には必須アイテムと考えている
ボンネットトリガー参照
ボンネットを開けられたときにセキュリティが発報する
純正セキュリティ装着車以外にセキュリティを装着する場合ボンネットスイッチを付ける
セキュリティON時にボンネットをロックしバッテリーが外されるのを防ぐ
電気式と機械式があり前者はバッテリーが上がったときにエンジンルームにアクセスできない危険性をはらむ
チルトセンサー参照
セキュリティON、OFFや発報時にハザードを点滅させる
発報時は威嚇動作として用いられる
セキュリティと連動し一部のセンサーを働かせたままリモコンでエンジンをかけることができる
セキュリティをOFFにせずにドア・ボンネット・トランクが開けられた場合はエンジンが停止し発報する
この機能を持たせることでセキュリティレベルが低くなると言われている、が所詮は道具。使い方&組み合わせ方でセキュリティレベルはどうとでもできる
リモコンでトランクを開けることができる
トランクリリースモーターが無い車の場合モーターが別途必要になる
セキュリティ本体から出る電流が小さい場合に大電流を駆動させる場合に使用する
使い方によっては数千円でイモビライザーの機能を持たすことができるなど用途は無限
外装品固定ボルトと共締めし外装品盗難時にボルトが外されると発報する
車に近寄ると発砲若しくは警告する
設置場所がちょっぴり大変&感度調節が微妙なため誤作動の原因になることも…
設置&調節が良好ならば必要なときに必要なだけ威嚇動作をしてくれる
アクセサリー線のこと。
この線に電気が供給されると時計、オーディオなどが動作するようになる。
エンジン始動時(スターターを回している間)は電気の供給が一時的に停止される。
イグニッション線のこと。
車によってはIG1、IG2、IG3まである場合もある。
IGとはエンジンをかけておくのに必要な線となっている。通称IG1といわれる線に電気が供給されなくなるとエンジンが停止するが、外車ではIG2、IG3まで電気の供給を要求する場合がある。
詳細はイグニッションキラー参照。
スターター線のこと。
セルモーターを回すときこの線に電気が供給される。
車によってはST1、ST2のある場合がある。
詳細はスターターキラー参照。
読んで字のごとくセキュリティが正規に解除されたときのみネガティブが出力される線
この線を使用しリレーを組むことでセキュリティ解除中以外(セキュリティ動作中、セキュリティ不動作中以外)エンジンをかけることが出来なくなる
セキュリティ解除中というのが重要でセキュリティ本体に通常通り電気が供給されている状態かつリモコンで通常のディスアーム動作を行った時のみエンジンをかけることができる